1 を足すたし算の答えの出し方を、実際に使うためのマニュアルのように書かれた文を読んで、教え方を理解できたら、実際に使って、教える体験に移ります。

3+1=  の 3 を、ペン先で示して、

「さん」と言って、

1 を示して、

「し」と言って、

= の右の余白を示して、

「ここ、し(4)」と言います。

 

こちらは、

子どもの真後ろに立ち、

真後ろから指導します。

 

リードされた子が、

3+1=4  と書くことを

真後ろから見て、

次の  6+1=  を、

同じような実況中継型リードで教えます。

 

続けて、7~8問や、10~15問、

同じような実況中継型リードを見せて、

1 を足すたし算の答えの出し方を教えます、

 

と、

このようなことを読んで理解できたら、

知っただけの学習知です。

 

実況中継型リードを見せて教える

基本の型を知ったことになります。

 

 

1回読んで、

「1 を足すたし算の答えの出し方を、

実況中継型リードを見せて教える教え方の

実況中継型リードの基本の型」と、

理解できたら、

2回以上読むことを繰り返しても、

理解のレベルは変わらないでしょう。

 

「基本の型」の理解は、

2回以上読んでも、

深まることはないでしょう。

 

読んで理解した学習知は、

「なるほど」、

「このように教えるのか!」と理解できたら、

理解が終わります。

 

2回以上読んでも、

「基本の型が紹介されている」ことや、

「実際に実況中継型リードで教えるときの

マニュアルになっている」ことは、

これ以上の理解をできないでしょう。

 

 

読んで理解した学習知を利用して、

1を足すたし算の答えを、

自力で出すことができない子に教えます。

 

実際に教えることで得られるのが、

体験知です。

 

体験知は、

学習知と違って、

積み重なることで、

姿形を変えていきます。

 

 

同じ子に、

日を変えて、

教えて得られる体験知は、

以前の体験知と違います。

 

積み重なることで、

姿形を変えていきます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1524)、(+-  {\normalsize {α}} -842)