3けたの筆算のたし算の答えの出し方だけを、実況中継型リードを見せる体験参加型で教えます。だから子どもは、ボンヤリとした疑問:「どうして?」を心に持つようです。

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 345 \\ +\: 819 \\ \hline \end{array} }} \\  の 5 と 9 を示して、

「5+9=14」と言って、

9 の真下を示して、

「ここ、し(4)」、

「指、いち(1)」と言います。

 

リードされた子は、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 345 \\ +\: 819 \\ \hline\:\:\:\:\:\:4\end{array} }} \\  と書いて、

指を 1本伸ばします。

 

一の位のたし算から計算することと、

足した答えは、一の位が、4 で、

十の位に、1 が移ることと、

答えの一の位として、4 を書くことを、

このような実況中継型リードを見せて、

子どもの体験参加型で教えています。

 

体験参加型で参加している子どもは、

こちらがこのようなことを教えているなど

少しも思うことなく、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 345 \\ +\: 819 \\ \hline \end{array} }} \\  の答えの出し方を、

教えてもらえていると感じて、

答えの出し方を学んでいます。

 

 

もちろん、

シンプルに答えの出し方に絞っていますから、

「どうしてこのようなことができるのだろうか?」と、

ボンヤリとした疑問を感じるようです。

 

ですから、

もっと先まで算数や数学を学んだとき、

十進位取り記法の数の筆算のたし算だから、

このように足すことができると知ったとき、

「以前、何となく疑問だった・・・」と、

デジャブを見るような感じで

感じることがあるようです。

 

と、

このようなことを読んで理解できたら、

教える体験の裏付けがありませんから、

知っただけの学習知です。

 

 

実際に、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 345 \\ +\: 819 \\ \hline \end{array} }} \\  のようなたし算を、

紹介されている実況中継型リードで教えます。

 

実況中継型リードを見る子は、

ただ傍観者として見ているのではなくて、

指を 1本伸ばすことや、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 345 \\ +\: 819 \\ \hline\:\:\:\:\:\:4\end{array} }} \\  と書くことを、

体験参加型で行うのですから、

子どもの参加の仕方から、

アレコレの体験知を得ることができます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1481)、(+-  {\normalsize {α}} -816)

 

関連:2023年11月16日の私のブログ記事

「十進位取り記法の説明をしませんが、

十進位取り記法で書いてある数のたし算ですから、

一の位から足すことと、

答えを、十進位取り記法で書くことが自然です」。