9+11= の答えの出し方を、
実況中継型リードで見せます。
11 の十の位の 1 を隠します。
9+ 1= のように見えます。
こうしてから、
「じゅう(10)」と言って、
そして、
隠していた 1 を見せて、
「にじゅう(20)」と言います。
子どもは、
9+11=20 と書いて、
1回見ただけで、
9+11= の答えの出し方をつかみます。
「えっ、1回でいいの?」のような感じです。
あり得ないことが起こった感じです。
これだけではなくて、
25+5= も、1回見て、
答えの出し方をつかみます。
25+5= の 2 を隠して、
「じゅう(10)」と言って、
2 を見せて、
「さんじゅう(30)」と言います。
25+5=30 と子どもが書いて、
この 1回で、
答えの出し方をつかみます。
「この子、変わった」、
「大きく育ってしまった」と、
子どもの育ちを受け入れます。
どうやらこの子は、
7+8= を見ただけで、
答え 15 が出てしまうたし算の感覚を、
つかんだことで飛躍したようです。
答えを出すことへのこだわりが、
この子の場合、
たし算の感覚をつかむことで、
とても強くなっています。
だから、
9+11= や、
25+5= の実況中継型リードを、
1回見るだけで、
答えを出せるようになります。
答えをだすことへのこだわりが、
この子のように、
たし算の感覚をつかむことで、
とても強くなることがあります。
(基本 -933)、(+- -502)