2けたの数 ④① と、⑤② のたし算を、筆算の形にしても、暗算の形にしても、まったく同じ計算です。このように理解して、子どもに教えれば、子どもも、まったく同じ計算を習います。実際に教えて得られる体験知です。

2けたの数を、④① と、⑤② と書いて、

この 2つの数のたし算を、

筆算   {\normalsize { \begin{array}{rr} ④① \\ +\: ⑤② \\ \hline \end{array} }} \\  の形で書いても、

暗算  ④①+⑤②=  の形で書いても、

同じ計算の仕方です。

 

一の位同士の ① と ② を探して、

①+②=③  と足して、

一の位の答えとして書いて、

十の位同士の ④ と ⑤ を探して、

④+⑤=⑥  と足して、

十の位の答えとして書きます。

 

筆算   {\normalsize { \begin{array}{rr} ④① \\ +\: ⑤② \\ \hline \end{array} }} \\  の形で書いても、

暗算  ④①+⑤②=  の形で書いても、

まったく同じ計算です。

 

と、

このようなことを読んで理解できたら、

教える体験の裏付けがありませんから、

知っただけの学習知です。

 

 

実際に、

子どもに教える体験をします。

 

筆算   {\normalsize { \begin{array}{rr} ④① \\ +\: ⑤② \\ \hline \end{array} }} \\  の形で書いても、

暗算  ④①+⑤②=  の形で書いても、

まったく同じ計算ですから、

まったく同じ実況中継型リードで教えることができます。

 

例えば、

一の位の ① と ② を示して、

「 ①+②=③ 」と言って、

一の位の答えを書く場所を示して、

「ここ」と言います。

 

すると、

見ていた子どもは、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} ④① \\ +\: ⑤② \\ \hline \:\:\:\:③\end{array} }} \\  や、

④①+⑤②=  ③  と書きます。

同じような書き方です。

 

実際に指導したから、

観察できることです。

体験知です。

 

 

続けて、

十の位の ④ と ⑤ を示して、

「 ④+⑤=⑥ 」と足して、

十の位の答えを書く場所を示して、

「ここ」と言います。

 

すると、

見ていた子どもは、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} ④① \\ +\: ⑤② \\ \hline\:\:⑥③\end{array} }} \\  や、

④①+⑤②= ⑥③  と書きます。

同じような書き方です。

 

これも、実際に指導したから、

観察できることです。

体験知です。

 

 

実況中継型リードを見せて教えているこちらは、

筆算   {\normalsize { \begin{array}{rr} ④① \\ +\: ⑤② \\ \hline \end{array} }} \\  の形でも、

暗算  ④①+⑤②=  の形でも、

まったく同じ計算として教えれば、

子どもも、

まったく同じ計算として習うことが、

実際の指導からアレコレと気付きます。

すべて体験知です。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1423)、(+-  {\normalsize {α}} -780)

 

関連:2023年09月20日の私のブログ記事

「2けたの数のたし算を、筆算の形に書いても、

横並びに書いても、計算自体は同じです。

2つの一の位を探すことや、

一の位の答えを書く位置などが違うだけです。

ですから、同じように計算できます」。