数字を読む見本になります。まねして読みます。

数字の読みから教え始めます。

1を「いち」、2を「に」、3を「さん」……と

読むことから教えます。

 

教えるコツは、

①見本になる、

②ズバリと教える、

③数分間の短時間集中型……です。

 

1から100までの数字の表を見て、

こちらが読み上げます。

読む見本です。

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

71

72

73

74

 

 

 

 

 

81

82

83

84

85

86

87

88

89

90

91

92

93

94

95

96

97

98

99

100

 

1を指し示して「いち」、

2を指し示して「に」、

3を指し示して「さん」……と、

「ひゃく」まで読み上げます。

 

普通の速さで読みます。

 

教えるつもりでユックリと読むと、

それが見本になります。

 

子どもが何をしていても

そのままさせておきます。

 

こちらは、数字の表を読む見本です。

数字を指し示して、

声に出して読むだけです。

 

数字の表を声に出して読む見本ですから、

子どもが何をしていても

気にしません。

 

「見て!」や

「聞いて!」と言うと、

数字を声に出して読む見本ではなくなります。

 

毎日、数字を声に出して読み続けます。

じきに、子どもも真似して

ユックリと読むようになります。

 

子どもは読み方と

読むスピードも盗みます。

ソックリ同じように、まねしようとします。

 

普通の速さで読めば、

子どもも普通の速さで

読むことをまねしようとします。

 

読む見本を見せて終わります。

見せるだけです。

時間にして、2~3分です。

 

「分かった?」と聞きません。

読む見本ですから、

読むだけです。

読み上げて終わりです。

 

読む見本を、毎日見せます。

そうすると、

じきに子どもが読みたくなります。

 

こうなると、読み始めます。

 

止まったり

読み間違えたりしたら、

正しい読み方をズバリ教えます。

 

そこだけの読む見本です。

 

読み間違えの見本読みも含めて、

3~4分で読み終えます。

もっと読みたがっても終わります。

 

毎日、3~4分繰り返すだけです。

すぐに数字を読めるようになります。

 

参照:

蔵一二三、「計算の教えない教え方 たし算ひき算」(2018)。

アマゾン。

計算の教えない教え方 たし算ひき算―たかが計算 されど算数の根っこ そして人育て