を1行で計算できる子です。
です。
も計算できる子です。
です。
この子に、
がどちらのタイプなのかを、
計算する前に決めさせます。
は、右下が0です。
と、1行で計算できます。
は、右上が0です。
と、2行に分けて計算します。
0が、右下なのか、
右上なのかを見分けるだけです。
は、
のタイプでしょうか?
それとも、 のタイプでしょうか?
「どっち?」と子どもに聞きます。
どちらのタイプなのかを選ばせます。
このようにして、
計算する前に問題を区別させます。
どちらなのかを決めるように問われた子どもは、
問題を見ます。
1行で計算するタイプなのか、
2行に分けて計算するタイプなのかを
決めます。
と、
の
どちらかを指で示すだけです。
「 は、どっち?」と問われて、
子どもは、 を指し示します。
このように決めてから計算します。
すると、 と計算します。
こういうことがあります。
1行で計算できると、
見分けることができます。
1行ではなくて、
2行で計算していますが、
計算ミスはありません。
こういうことが起きたとき、
子どもをこのように見ます。
できていることを正確に見ます。
「1行で計算できると決めておきながら、
1行で計算していない」のですが、
気にしません。
目の前の今の子どもは、
そうできないだけです。
できていないことではなくて、
できていることを見ます。
は、
と同じように、1行で計算できると、
見分けることができます。
のように、2行の計算にミスがありません。正しくできます。
これが、できていることです。
「これ、できた」、
「これも、できた」と、
子どもを認めます。
こうするだけです。
こうすると、
の計算を、
のようにすると決めたように、
と、できるようになります。
勝手に自動的に、こうなります。
できることを、繰り返します。
できないことができるようになります。
(×÷027)