どうして、
のような3けた×3けたまで
教えるのでしょうか?
のような3けた×2けたまででしたら、
計算の仕組みが分かりませんから、
のような3けた×3けたを
計算できない子がいます。
のような3けた×3けたまで教えると、
計算の仕組みが分かります。
計算の仕組みが分かれば、
のような4けた×3けたや、
のような4けた×4けたを、
子どもは、自分で計算できます。
のような2けた×2けたを知り、
の特別な形の2けた×2けたを知り、
のような3けた×2けたを知ると、
かけ算は下から上に見ること
10の位のかけ算はずらして書くこと
たし算は上から下に見ることのような
計算の仕組みを
特によくできる子は分かります。
今は普通の子であっても、
のような3けた×3けたまで進むと、
自然に計算の仕組みが分かります。
とても不思議なことです。
ここに、計算の育ちの境目があります。
だから、この先を教えなくても、
のような4けた×3けたや、
のような4けた×4けたを、
計算できます。
を、
と計算できるようになれば、
どの子も自然に、
かけ算は下から上に見て計算すること、
10の位のかけ算や100の位のかけ算は、
その分、ずらして書くこと、
たし算は上から下に見て計算することを
区別して使うことができます。
(×÷029-91)