子どもへの愛という気持ちを、
子どもの力を信じて教えた後、
感じます。
愛という名の行動です。
例えば、
子どもの言うことに耳を傾けます。
子どもに心から共感します。
子どもを認めます。
このような行動をした後、
子どもへの愛を感じます。
幼児に、
「いち、に、さん、し、ご、ろく、・・・」と、
数字を順番に唱えて聞かせます。
繰り返し聞かせていると、
幼児が、
「いち、に、さん、し、ご、ろく、・・・」と、
唱え始めます。
自然に、勝手に唱え始めます。
こちらは、
繰り返し、数字を順に唱え続けただけです。
その結果、
聞いていた幼児が、
数字を順に唱え始めます。
こうなったとき、
こちらは幼児に愛を感じます。
11-4 の=を子どもに書かせてから、
4と、=の右と、11を順に示しながら、
「し足すしち、じゅういち」に続けて、
=の右を示して、
「ここ、しち」と教えます。
子どもが、7を書きます。
11-4=7 です。
13-8 に=を書かせてから、
8と、=の右と、13を順に示しながら、
「はち足すご、じゅうさん」としてから、
=の右を示して、
「ここ、ご」と教えます。
子どもが5を書いて、
13-8=5 と計算できます。
5~6問続けて、
同じように教えます。
こうすると、子どもは、
たし算を利用して、
ひき算を計算する方法をつかみます。
そして、
15-9 の答えを、
9+6=15 から見つけて、
15-9=6 と書くようになります。
こちらは、
たし算を利用するひき算の計算を、
子どもに見せただけです。
その結果、
見ていた子どもが、
自分の力で、
15-9 の答え6を見つけます。
こうなったとき、
こちらは、子どもに愛を感じます。
算数や数学の計算を子どもに教えるとき、
愛という気持ちが、
こちらの行動から生み出されます。
(基本040)