や、
のかけ算を50問計算します。
九九は、1つの段を6秒で言えます。
〇+〇= の指は取れています。
繰り上がりの計算の仕方を知っています。
ですが、筆算のかけ算に慣れていません。
モタモタと計算しています。
九九を2回の後の
繰り上がりのたし算に
切り替えることに戸惑っています。
2~3問計算すると、
集中が切れてボ~ッとしています。
この子の計算をリードする前に、
こちら自身を整えます。
目の前の子は、
2回の九九から、
繰り上がりのたし算に
スッと切り替われません。
九九も、
たし算も遅くなって、
モタモタと計算しています。
「簡単でしょ!」、
「頑張って!」と
小言のような励ましを言いたくなります。
さて、
目の前の子もじきに、
九九からたし算への切り替えを
楽にスッとできるように育ちます。
このように伸びたとき、
変わったとき、
望ましい状態に育ったとき、
こちらは自然に笑顔になります。
子どものことなのですが、
自分のことではないのですが、
育った子どもを見ると笑顔になります。
目の前の今の子に笑顔になれませんが、
今と未来の間の時間軸をゼロに縮めて、
今、
目の前の子に笑顔を向けます。
こうすると、
この笑顔が、
目の前の子も、
そしてこちらのことも、
望ましい未来に導きます。
ですが、目の前の子は
モタモタと計算していますから、
冷徹な心で、
ひたすらトコトン計算をリードします。
冷徹な心になれば、
速いスピードの計算を
繰り返すことができます。
の4と6をパパっと示して、
早口で「にじゅうし(24)」、「し(4)」です。
と子どもが書きます。
冷徹な心で、
しかし笑顔を向けて、
子どもが書く速さを見ます。
続いて、
の4と2をパパッと示して、
早口で、「はち(8)」、
「に(2)足す」、「じゅう(10)」です。
と子どもが書く速さを、
笑顔を向けて、
しかし冷徹な心で見て、
次の計算 を速いスピードでリードします。
このようにして、3~4問、
子どもに笑顔を向けたまま、
しかし冷徹な心で速いスピードの計算を
リードします。
笑顔の柔和な顔が、
子どもとこちらを、
望ましい状態へ導きます。
そして、
冷徹な心だから、
速いスピードの計算をリードできます。
(基本 -049)、(×÷ -026)