や、
のたし算をダラダラと計算しています。
集中が切れて、
ボ~ッとして、
ウトウトしかかることもあります。
この子の計算をリードして手伝う前に、
心の中で、この子の価値と可能性を
言葉にして、信じます。
「あなたには、あなた独自の価値があります」、
「それを自分で探し出せます」、
「そのために目の前のことに夢中になります」、
「もっと速く計算できます」、
「今から、速い計算を見せます」、
「まねできるはずです」・・・。
このように、
子どもの伸びや変化を本心から信じて、
そして、
計算を速いスピードでリードします。
先に信じます。
その後で、
この子をリードして手伝います。
の5から7の向きを示して、
「じゅうに(12)」、「に(2)」、「指、いち(1)」です。
子どもが、 と書くのを見て、
「そう、それでいい」と、
この子を信じる気持ちを確かめます。
次に、
3から8の向きを示して、
「じゅういち(11)」、「いち(1)増えて、じゅうに(12)」、
「に(2)」、「指、いち(1)」です。
とより速く書く子から、
「うん、よくなっている」と、
この子を信じる気持ちを強くします。
そして、
4から2の向きを示して、
「ろく(6)」、「いち(1)増えて、しち(7)」です。
と速いスピードで書く子から、
この子の価値と可能性を見ます。
次の問題 も同じように、
計算をリードすれば、
この子を信じる気持ちがより強くなります。
こちらから信じられていると、
子どもは感じる力があります。
不思議な力です。
信じられている子は、
信じられていることをまねします。
すると自分が、
自分を信じるようになりますから、
子どもは確実に伸びていきます。
(基本 -050)、(+- -039)