子どもから聞かれた問題を、リードして計算します。子どもが好きな教えられ方です。

{ \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 2000 \\ - 1384 \\ \hline \end{array} }} \\ を計算している子どもが、

「教えて」と聞きます。

 

子どもの希望です。

学ぶ気持ちが強くなっています。

 

好機を逃がさないように、

すぐに教えます。

 

子どもから聞かれた問題を、

すぐ、黙って見て、

そして、

すぐ、「ゼロ引くし(0-4)、引けない」、

「じゅう引くし、ろく(10-4=6)」と教えます。

 

聞いてすぐに、

教えてもらえた子どもは、

すぐ、 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:2000 \\ -\: 1384\\ \hline \:\:\:\:\:\:6\end{array} }} \\ と書きます。

 

子どもが、答え6を書いたらすぐに、

十の位の 0 を示して、

「ここ、いち(1)減って、く(9)」、

「く引くはち、いち(9-8=1)」と教えます。

 

速いテンポの

流れるようなリズムで教えてもらえる子どもは、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:2000 \\ -\: 1384\\ \hline \:\:\:\:16\end{array} }} \\ と、同じ速いテンポの

流れるようなリズムに乗って書きます。

 

最後まで、

このようにリードして、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:2000 \\ -\: 1384\\ \hline 1616\end{array} }} \\ と計算を終えます。

 

聞いた問題が解き終わります。

しかも子どもは、

計算の仕方を体験しています。

 

子どもの好きな教えられ方です。

 

このリードで1つだけ、

注意したいことがあります。

 

教える前に、

「エ~ッとね・・・」としません。

 

子どもに嫌われる前置きです。

 

「エ~ッとね・・・」の前置き抜きで、

無言で問題を見て、

計算だけを言い始めます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -072)、(+-  {\normalsize {α}} -056)