解く前に、できると決めることも、解き方を探し出すまで諦めないことも、子どもの主体性のレベルが高くなれば、習慣になります。

{4-3÷(1+ {\Large\frac{1}{3}})}×(2+ {\Large\frac{1}{3}}÷ {\Large\frac{1}{4}})-5 {\Large\frac{2}{5}} を計算します。

 

計算の仕方を、

「どうする?」と、

自分との問答で考えます。

 

ですが、実は、

この前に2つの重要な問答があります。

 

「この問題を解くことができる?」と、

「どのように計算するのか見つけることができる?」の2つです。

 

この2つの自分との問答を

ハッキリと意識して、2つ共、

「できる」と答える子は、

計算の主体性が高いレベルに育っています。

 

つまり、解く前に、

計算できると決めます。

解き方を探し出せると決めます。

 

だから、

「どうする?」と自分に聞いて、

計算の仕方を探し出します。

 

計算できると決めてしまう主体性や、

解き方を探し出してしまう主体性は、

とても育てにくいのです。

 

「分からない」という子に、

「分かる!」と強く言い返すことや、

「できない」と諦める子に、

「できる!」と諦めさせないようなことから、

少しずつ確実に、

長い時間をかけて、

子どもの主体性を育てます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -077)、(分数  {\normalsize {α}} -013)