+×÷ の+を先に計算しています。
+=+= です。
分数のたし算の計算は、
通分も、たし算も正しくできています。
ですが、
計算の順番が違います。
×÷ を先に計算するのが、
正しい順番です。
別の問題、
3÷4+4÷7 は、
正しい計算順で、計算しています。
① 左の÷ ( 3÷4 )、
② 右の÷ ( 4÷7 )、
③ 真ん中の+ の順です。
もう一つ別の問題、
1×÷- は、
-を先に計算しようとします。
-=- まで計算して、
引けなくなり、
続きを聞きます。
計算の順番が違います。
1×÷ を先に計算します。
これが正しい計算の順です。
さて、
計算の順を決めるために、
+・-・×・÷ の並び方だけを見ます。
+×÷ でしたら、
+ × ÷
の並び方です。
3÷4+4÷7 は、
÷ + ÷
の並び方です。
1×÷- は、
× ÷ -
の並び方です。
この子は今、
×と、÷が、
続いて並んでいると、
順番を決められなくなります。
このように混乱しているとき、
+・-・×・÷ の並び方だけを見る見方に、
式の見方を絞り込むチャンスです。
+×÷ の×と、÷だけを順に示して、
「これとこれ、一度に」と教えてから、
+を示して、
「次に、これ」とリードします。
+・-・×・÷ を示しながら、
「これ」とだけ言います。
このようなリードをすれば、
子どもは、
+・-・×・÷ に絞って見るようになります。
(基本 -150)、(分数 -048)