+==1 と計算できる子です。
だから、
子どもに聞きます。
+==1 の と 1 を順に示しながら、
「ここから、ここ、どうやったの?」です。
すると、
「上、下同じだから、1」と、
子どもが答えます。
子どもに教えさせています。
教えると、学びが深くなるからです。
でも、
「上、下同じだから、1」の教え方では、
=1 の計算を教えていません。
は、確かに上と下が同じです。
正しい説明です。
ですが、
「同じ」という計算はありません。
この子の知っている計算は、
足すか、引くか、掛けるか、割るかのどれかです。
ですから、
「そう」と受けてから、
「しち割るしちは(7÷7=)?」と、
さらに聞きます。
すると、
「あっ!」とつぶやきます。
計算に絞れたようです。
わり算です。
さて、
この子が、
+==1 と計算しています。
そこで、
と 1 を順に示しながら、
「ここから、ここ、どうやったの?」と聞きます。
同じ文言の言い方です。
すると、
この子は、
「はち割るしち(8÷7=)」、
「いち、あまり、いち(1・・・1)」と言ってから、
1 の横の1を示して、
「いち、あまり、いちのいちがここ」、
分子の1を示して、
「あまり、いちのいちがここ」と教えてくれます。
計算に絞られています。
学びが深くなっています。
(基本 -184)、(分数 -062)