(1- )×6= や、
13÷(2- )= の計算でミスします。
通分や、
1 を、 や、 に変えてからのひき算や、
6 や 13 を、 や に変えてからの
かけ算やわり算と、
盛りだくさんです。
少しの気の緩みでミスします。
この子は、
自力で直そうとします。
でも、
どこを直せばいいのかを、
探し出すのも難しくて
なかなか直せません。
このようなとき、
口をとんがらせて、
不機嫌そうにしていいのです。
こうするのがこの子の地であれば、
素直に地を出せるようにすると、
頭は活発に動きます。
「口をとがらせても、計算できない」とか
子どもを制限しません。
「あれをしてはいけない」、
「これをしてはいけない」と
外から抑えられたら、
頭は、活発に動けなくなります。
別の子ですが、
や、
のひき算を、
正しくできていると思って計算したのに、
「×」が付いたら、
顔じゅうで不快を表して、
動作もぶすっとしていいのです。
こうするのが、子どもの地です。
地を出せる伸びやかな雰囲気で、
学べるようにします。
伸びやかな雰囲気にする簡単な方法は、
「計算しているのかどうか?」や、
「ミスを正すために解き直しているのかどうか?」だけに、
狭く絞って見ることです。
そして、
計算できていないようであれば、
計算をこちらが実況中継して見せて、
あるいは、
ミスを正すための解き直しができていないようであれば、
こちらが解き直しの実況中継を見せます。
こうすれば、
伸びやかな雰囲気で、
その子らしい地を出せる環境になって、
子どもの育ち方が加速されます。
(基本 -213)、(+- -133)、(分数 -072)