2021年11月06日(土)~2021年11月12日(金)のダイジェスト。

21年11月06日(土)

 

筆算のかけ算の計算ミス {\normalsize{\begin{array}{rr}\:120\\ \:\times\:\:\:\:\:\:2\\ \hline140\end{array}}}\\ をして、

「×」が付きます。

 

計算し直して {\normalsize{\begin{array}{rr}\:120\\ \:\times\:\:\:\:\:\:2\\ \hline240\end{array}}}\\

「〇」にします。

 

間違えた答えを消さないで残します。

 

そして、

問題 {\normalsize {\begin{array}{rr}\:120 \\ \:\:\times\:\:\:\:\:\: 2\\ \hline \end{array}}}\\ だけを見て、

計算し直します。

 

それから、

計算し直した答えと、

ミスしている答えを見比べます。

 

このような直し方は、

教えることがとても難しいことです。

 

 

21年11月07日(日)

 

分数の倍分(約分の逆)を、

間違えた計算の仕方で計算することがあります。

 

もっともらしい間違え方です。

 

正しい計算の仕方を、

実況中継で見せれば、

効果的です。

 

 

21年11月08日(月)

 

四則混合の計算は、

計算する前に、

計算順を決めます。

 

その後、

計算するとき、

自分が決めた計算順ではない計算順で、

計算してしまうことがあります。

 

即、

正しい計算順の計算を見せて教えます。

 

 

21年11月09日(火)

 

たし算の問題集を取り出すような準備から、

計算の一連の動作そのものと、

それぞれのスピードを見せます。

 

子どもは、

一連の動作と、

それぞれのスピードを学びます。

 

スピードを学ぶことで、

子どもに、

たし算の感覚が入りやすくなります。

 

 

21年11月10日(水)

 

5+1= の 5 を見て、

その次の数 6 を出すだけの計算のスピードは、

数唱を唱えるスピードが速ければ速く、

遅ければ遅くなります。

 

そして、

数唱を唱えるスピードは、

実は習慣です。

 

 

21年11月11日(木)

 

筆算の繰り下がり計算で、

「算数が苦手」な子は、

計算の説明と、

計算そのものをハッキリと区別していません。

 

だから、

とてもシンプルな計算の仕方を伝授すれば、

この子の「算数が苦手」が少し崩れます。

 

 

21年11月12日(金)

 

正しくできたはずの計算 :

仮分数を帯分数に変えた答えに、

「×」が付いています。

 

例えば、

 {\Large\frac{51}{5}}=9 {\Large\frac{6}{5}} です。

 

「どうして?」となる子をリードして、

正しい計算  {\Large\frac{51}{5}}=10 {\Large\frac{1}{5}} を、

いきなりぶつけます。

 

子どもが育つ手伝いです。