や、
や、
の計算の仕方を教えます。
こちらの計算を見せる実況中継で教えます。
計算そのものだけの実況中継に
狭く絞り込んで、
子どもが、まねできるようになるまで、
繰り返し見せます。
の 2 から 8 を示しながら、
「にはちじゅうろく(2×8=16)」、
2 の真下を示して、
「ここ、ろく(6)」、
「指、いち(1)」です。
と子どもが書いたら、
続く計算を実況中継します。
2 から 3 を示しながら、
「にさんがろく(2×3=6)」、
「いち(1)足して、しち(7)」、
3 の真下を示して、
「ここ、しち(7)」です。
と子どもが書いたら、
1問目を教え終わります
も、
同じような実況中継で教えます。
3 から 7 を示しながら、
「さんしちにじゅういち(3×7=21)」、
3 の真下を示して、
「ここ、いち(1)」、
「指、に(2)」です。
と子どもが書いたら、
続く計算を実況中継します。
3 から 5 を示しながら、
「さんごじゅうご(3×5=15)」、
「に(2)足して、じゅうしち(17)」、
5 の真下を示して、
「ここ、じゅうしち(17)」です。
と子どもが書いたら、
2問目を教え終わります。
続いて の実況中継です。
4 から 9 を示しながら、
「しくさんじゅうろく(4×9=36)」、
4 の真下を示して、
「ここ、ろく(6)」、
「指、さん(3)」です。
と子どもが書いたら、
続く計算を実況中継します。
4 から 2 を示しながら、
「しにがはち(4×2=8)」、
「さん(3)足して、じゅういち(11)」、
2 の真下を示して、
「ここ、じゅういち(11)」です。
と子どもが書いたら、
3問目を教え終わります。
子どもが自力で計算できるようになるまで、
3~4問や、
5~6問、
実況中継を繰り返します。
筆算のかけ算の計算の手順をつかむことと、
繰り上がりの計算を、
すでにできるようになっているたし算と
同じ計算だと気付くことは、
それぞれ、計算の発達段階です。
手順をつかむまでの問題数は、
繰り上がりの計算を、
「あぁ、たし算だ!」と気付くまでの問題数よりも、
少ないのが普通です。
繰り上がりの計算を、
すでにできるようになっているたし算、
6+1= や、15+2= や、8+3= と
同じ計算であると気付くまで、
多くの問題数が必要です。
(基本 -222)、(×÷ -053)