たし算は、数えれば答えを出せます。でも、大きな数のたし算は、筆算で計算できます。7+8= のような一けたのたし算の組み合わせで、筆算のたし算を計算します。だから、一けたのたし算が、計算の基礎です。

8+3= のたし算は、

+ の左の 8 の次から、

+ の右の 3 回、

9、10、11 と数えれば、

答え 11 を出せます。

 

この計算の仕方で、

すべてのたし算を計算できます。

 

たし算の計算は、

どのたし算であっても、

答えを出せます。

 

答えを出せないたし算は、

ありません。

 

46+28= でしたら、

+ の左の 46 の次から、

+ の右の 28 回、

47、48、49、・・・、72、73、74 と数えれば、

答え 74 が出ます。

 

でも、

28 回も数えることは、

とても大変です。

 

ありがたいことに、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 46 \\ +\: 28 \\ \hline \end{array} }} \\ のような筆算にして、

6+8= と、4+2= を計算することと、

6+8=14 の 1 を、

4+2=6 に足して、

6+1=7 にすれば、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 46 \\ +\: 28 \\ \hline\:\:74\end{array} }} \\ と計算できます。

 

だから、

6+8= や、

4+2= や、

6+1= のような

一けたの数のたし算をできれば、

46+28= のようなたし算を、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 46 \\ +\: 28 \\ \hline \end{array} }} \\ のような筆算で計算できます。

 

しかも都合のいいことに、

6+8= や、

4+2= や、

6+1= のようなたし算を、

数える計算で、

繰り返し練習すれば、

問題を見ただけで、

答えが浮かぶようになります。

 

6+8= を見たら、答え 14 が、

4+2= を見たら、答え 6 が、

6+1= を見たら、答え 7 が、

数えなくても、

心に浮かぶ不思議な力です。

 

こういうことですから、

たし算の答えを浮かべる不思議な力は、

算数や数学の基礎になっています。

 

(基本  {\normalsize {α}} -245)、(+-  {\normalsize {α}} -155)