2021年01月02日(土)~2021年01月08日(金)のダイジェスト。

21年01月02日(土)

 

子どもの計算のスピードを速めるために、

「近未来」から、

「今」を見るようなリードをします。

 

子どもは、

常に自分の「近未来」を見ています。

 

向きは、

「今」の

小4 の授業に付いていけない自分が、

「近未来」を見ていますから、

「付いていけない自分」から離れられないのです。

 

「今」から、

「近未来」を見ているこの子を、

半ば強制的に、

「今」から引き離して、

「近未来」に連れていきます。

 

 

21年01月03日(日)

 

子どもの計算の仕方をポジティブに見れば、

「今、使える計算力」を見ます。

 

そして、

ポジティブに教えれば、

「今、使える計算力だけを使って、

計算する方法」を教えます。

 

 

21年01月04日(月)

 

2 乗して、

-1 になる新しい数「  {\normalsize {i}} 」を、

約束事 : 「  {\normalsize { i^{2}=-1}} 」として説明して、

この約束を手が掛かりにして、

新しい数の計算に慣れることを

子どもに委ねます。

 

これが、

数学の計算の仕方の学び方です。

 

 

21年01月05日(火)

 

算数や数学の計算の仕方を教えるとき、

計算の力だけではなくて、

考える力も、

学ぶ力も育てることができます。

 

さて、

8+1= の 8 を見て、

「はち」と読むように、

1 を見て、「く」と数えるように、

= の右を見て、9 を書くように、

子どもの内面のリーダーがリードして、

子どもは計算します。

 

自分をリードするリーダーを育てるプロセスで、

考える力を育てて、

8+1= のようなたし算を、

計算する力と、学ぶ力も育てます。

 

 

21年01月06日(水)

 

たし算の答えを浮かべる感覚や、

考えることは、

そのもの自体を教えることができないようです。

 

子どもが、

自力でつかみ取るものです。

 

こちらの計算の実況中継を見せる教え方は、

ここを手助けできます。

 

 

21年01月07日(木)

 

〇+8= を指で数える計算は、

計算のスピードが一定の速さを超えると、

答えが残り始めます。

 

〇+6= や、

〇+7= と違って、

〇+8= の答えは残りやすいようです。

 

 

21年01月08日(金)

 

分数の計算は、

子どもが計算した後、

「どうやったの?」と聞いて、

自分が行った計算を言葉で説明させます。

 

例えば、

 {\Large\frac{16}{5}}=3 {\Large\frac{1}{5}} の計算でしたら、

16 を、5 で割ったことです。

 

あるいは、

 {\Large\frac{1}{5}} {\Large\frac{11}{5}} の計算でしたら、

2 と 5 を掛けて、

その答えに、1 を足したことです。

 

自分の計算を、

子どもに教えさせると、

分数の計算の理解が深まります。