2次方程式を解く前に、「どうやる?」と自分に聞いて、解き方を決める習慣を持った子の解き方です。

2次方程式、

 {2x^{2}-x-1=0} の下の余白に、

\begin{matrix}1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-1\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:1\end{matrix} と書いて、

x=1、- {\Large\frac{1}{2}} と解いています。

 

この子は、

2次方程式 :  {2x^{2}-x-1=0} を解く前に、

心の中で、

「どう解く?」や、

「どうやる?」のように考えて、

解き方を先に決める習慣を持っています。

 

「どうやる?」と自分に聞いてから、

 {2x^{2}-x-1=0}

 {2x^{2}-x-1} だけを見て、

因数分解できそう・・」と当たりを付けて、

\begin{matrix}1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-1\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:1\end{matrix} を思い付いています。

 

\begin{matrix}1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-1\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:1\end{matrix} と書くのは、

心の中で、

\begin{matrix}1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-1\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:1\end{matrix} が思い付いてから後です。

 

でもこの子は、

\begin{matrix}1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-1\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:1\end{matrix} を思い付いても、

すぐに書くようなことをしないで、

2次方程式 :  {2x^{2}-x-1=0} を解くために、

さらに心の中で考えます。

 

\begin{matrix}1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-1\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:1\end{matrix} を利用して因数分解すれば、

(x-1)(2x+1) のようになって、

2次方程式 :  {2x^{2}-x-1=0} は、

(x-1)(2x+1)=0 となりますから、

x=1、- {\Large\frac{1}{2}}

2次方程式 :  {2x^{2}-x-1=0} の解とまで、

心の中で考えています。

 

それから、

 {2x^{2}-x-1=0} の下の余白に、

\begin{matrix}1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-1\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:1\end{matrix} と書いて、

x=1、- {\Large\frac{1}{2}} の解を書きます。

 

これだけのことを

心の中で考えることができる子ですから、

(x-1)(2x+1)=0 も書くように伝えます。

 

教えるのではありません。

伝えます。

 

そして、

どのように解いたのかを書くのが、

答えの書き方だと教えます。

 

参考までですが、

この子は、特別に優秀は小学5年生です。

 

(基本  {\normalsize {α}} -400)、(分数  {\normalsize {α}} -153)