2021年04月17日(土)~2021年04月23日(金)のダイジェスト。

21年04月17日(土)

 

2 次方程式の解の公式を習う前でも、

式を変形して、

完全平方を導けば、

解くことができます。

 

例えば、

 {x^{2}-6x-1=0} を、

 {x^{2}-6x=1} としてから、

 {(x-3)^{2}-9=1} とします。

 

式変形を質問されたら、

解く流れの向きに説明します。

 

例えば、

-9 の出どころを、聞かれたら、

 {x^{2}-6x=1} {x^{2}-6x} を示して、

「これ」と言ってから、

この式の下の狭い余白に、

 {(x^{2}-6x+9)-9=1} を、書いてしまいます。

 

 

21年04月18日(日)

 

計算する前に、

「どうやる?」と心の中で自分に聞いて、

計算の仕方を決めてから、

計算する子に育てます。

 

 

21年04月19日(月)

 

7+8= を見たまま、

「なな足すはちは(7+8=)?」と、聞く子に、

「じゅうご(15)」と、答えます。

 

こちらに助けられてですが、

答え 15 がこの子に出たのです。

 

そして、

7+8=15 と書きます。

 

問題 7+8= を見たら、

こちらに助けられてですが、

答え 15 が出たのです。

 

もうすぐに、

たし算の感覚をつかみます。

 

 

21年04月20日(火)

 

約分の約数を出す感覚があります。

 

例えば、

 {\Large\frac{4}{30}}= を見たら、約数 2 が、

 {\Large\frac{26}{65}}= を見たら、約数 13 が出ます。

 

この感覚をつかむ子どもを手伝います。

 

例えば、

 {\Large\frac{4}{30}}= の約数を聞く子に

「2 で」と即答して、

約数を出す感覚を使って見せます。

 

 

21年04月21日(水)

 

分数のたし算の計算で、

見本(例題) {\Large\frac{1}{3}} {\Large\frac{1}{3}} {\Large\frac{2}{3}}

正しいと認めて受け入れて、

似た問題(演習)  {\Large\frac{1}{5}} {\Large\frac{2}{5}}= の

答えを出す学び方をできます。

 

そして、

自分がした計算  {\Large\frac{1}{5}} {\Large\frac{2}{5}} {\Large\frac{3}{5}} を、

「どうやったの?」と問われて、

言葉にするとき、

また学ぶことができます。

 

 

21年04月22日(木)

 

戸惑っている計算問題の実況中継を見せて、

答えを出すリードをします。

 

例えば、

-3 {\Large\frac{1}{2}}-(- {\Large\frac{3}{10}} )×(-5)= のような

正負の数の四則混合です。

 

最初に、

右の × と、

-3 {\Large\frac{1}{2}}-( の  {\Large\frac{1}{2}} の右の - を順に示して、

「これ」、

「次に、これ」と言って、

計算順を決める実況中継を見せます。

 

続いて、

1 番目の計算 -(- {\Large\frac{3}{10}} )×(-5) の

3 箇所の - を順に示しながら、

「これ、これ、これ、3 つなので、マイナス(-)」で、

答えの符号を、先に、

マイナス(-)と決めます。

 

この続きも、

同じような実況中継を見せると、

計算することで学べることを、

子どもは学びます。

 

 

21年04月23日(金)

 

子どもがした計算に、

「どうやったの?」と問えば、

子どもを先生役にすることができます。

 

この「どうやったの?」を応用すれば、

学校で学んだことを、

先生役として教えさせることができます。

 

新しく分かったことや、

新しく習ったことや、

新しくできるようになったことを、

意図していない先生役を演じる子が、

教えてくれます。