2021年05月01日(土)~2021年05月07日(金)のダイジェスト。

21年05月01日(土)

 

異なる分母の分数のたし算 1 {\Large\frac{1}{3}}+5 {\Large\frac{1}{6}}= の

計算手順を確実に追うことが出きれば、

頭の中の計算で、

答え 6 {\Large\frac{1}{2}} を出すことができます。

 

 

21年05月02日(日)

 

計算の流れと、

一部分だけを見る見方の組を持つと、

子どもは、手順のある計算を、

頭の中でできるようになります。

 

例えば、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 63 \\ +\: 29 \\ \hline \end{array} }} \\ のような筆算のたし算です。

 

一の位の 3 と 9 だけを、

縦に  {\normalsize { \begin{array}{rr}\:\:3 \\ +\:\:\: 9 \\ \hline \end{array} }} \\ 見ることと、

3+9=12 と計算することが

組になっています。

 

 

21年05月03日(月)

 

見るからに難しそうな

筆算のひき算 { \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:1000 \\ - \:\:\:123 \\ \hline \end{array} }} \\ を、

泣いて計算しない子です。

 

子どもが選んだ反応です。

尊重します。

 

とても不思議なのですが、

泣いて計算しない反応のまま、

他の反応 : 計算し始めるに、

入れ替えることが可能です。

 

この子の計算をリードして、

他の反応に入れ替えることを体験させます。

 

 

21年05月04日(火)

 

筆算のかけ算  {\normalsize {  \begin{array}{rr}  78 \\ \:\times  \:\:\: 7 \\ \hline \end{array}  }}\\ を中断して、

話している子に、

まったくの突然に、

計算をリードします。

 

いつでも、

他の選択肢を選ぶことが可能です。

 

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  78 \\ \:\times  \:\:\: 7 \\ \hline \end{array}  }}\\ を計算してしまうことで、

体験させます。

 

 

21年05月05日(水)

 

9+4= のようなたし算の計算を

終わらせると、

子どもが、

自分自身と約束します。

 

計算を始めます。

 

途中で、

眠気に襲われてウトウトし始めます。

 

これは、

自分との約束を守る誠実さを

育てるチャンスです。

 

 

21年05月06日(木)

 

帯分数 1 {\Large\frac{1}{3}} を、

仮分数  {\Large\frac{4}{3}} に変える計算は、

記憶に残りにくいようです。

 

忘れたら覚えて・・を、

必要なだけ繰り返して、

忘れないようにする手助けをします。

 

 

21年05月07日(金)

 

正負の数の計算は、

式の形を見分けにくいために、

間違えた見方をしていても気付きません。

 

例えば、

 {\Large\frac{3}{5}}÷{(- {\Large\frac{8}{15}} )÷ {\Large\frac{2}{9}} }= の

中かっこ { } を無視して、

 {\Large\frac{3}{5}}÷(- {\Large\frac{8}{15}} )÷ {\Large\frac{2}{9}}= のように見ています。

 

こちらの計算の実況中継を見せてリードします。