= は、12 で、
= は、13 で、
= は、14 で約分すれば、
1 回のわり算で、約分できます。
計算すると、
= や、
= や、
= です。
1 回のわり算で約分できる約数は、
最大公約数です。
= の 12 は、
分子 36 と、
分母 48 の一番大きな約数です。
2 や、3 や、4 や、6 も約数です。
12 が、一番大きな約数ですから、
最大公約数です。
もちろん、
1 回のわり算にこだわらなければ、
= を、2 で割って、= になり、
= を、2 で割って、= になり、
= を、3 で割って、 になります。
わり算が、3 回です。
= を、
12 で割った答え と同じです。
こちらは、
わり算が、1 回です。
1 回のわり算で、
約分できますが、
= の約数 12 は、
2 けたです。
そして、
わり算は、
36÷12=3 と、
48÷12=4 ですから、
(2 けた)÷(2 けた)です。
= の約数 12 を探す大変さと、
36÷12=3 や、
48÷12=4 を計算する大変さですから、
子どもには、
大きな負担です。
でも、
この先で、
分数のたし算になると、
+=や、
+= のように、
2 けたの分母も、
よく出てきます。
だから、
= の約数 12 を探すことや、
36÷12=3 や、
48÷12=4 のわり算で、
2 けたの計算に慣れておきます。
慣れるまでの補助として、
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|
12 | 24 | 36 | 48 | 60 |
13 | 26 | 39 | 52 | 65 |
14 | 28 | 42 | 56 | 70 |
このような数字の表を、
子どもに持たせます。
大きめのポストイットに書いておくと、
約分を計算するときに
手元に置くことができます。
使い方は、
とてもシンプルです。
= の約分でしたら、
分子 36 と、分母 48 が、
表の2行目の
左から、3 番目と 4 番目にあります。
同じ行の左は、12 ですから、
12 で約分することができて、
= が答えです。
(基本 -449)、(分数 -179)