2022年06月18日(土)~2022年06月24日(金)のダイジェスト。

22年06月18日(土)

 

3÷3=  を普通に書くと、

3÷3=1  です。

 

子どもの発想を刺激するために、

3÷3=1・・・0  と書くこともできます。

 

この変わった書き方で、

帯分数 1 {\Large\frac{0}{3}} に書き換えさせると、

子どもを強く刺激できます。

 

 

22年06月19日(日)

 

約分の問題   {\Large\frac{26}{65}}=  を見たら、

約数 13 や、

答え  {\Large\frac{2}{5}} が出ることを、

約分の感覚と言います。

 

見た瞬間、

頭が、

自動的に猛烈に速いスピードでフル稼働して、

約数を見つけて、

わり算をしているから、

瞬時に、

約数や、

答えが出ているように感じます。

 

頭は、

フル稼働しています。

 

 

22年06月20日(月)

 

約分の問題を見たら、

瞬時に約数が出るのは、

頭がフル稼働の高速で、

自動的に無意識に探しているからです。

約分の感覚です。

 

このように便利な感覚の対象は、

せいぜい 2けたの   {\Large\frac{26}{65}}=  分母や分子までです。

 

3けたの   {\Large\frac{143}{299}}=  分母や分子になると、

感覚的に約数が出たりしません。

 

22年06月21日(火)

 

3+1=  の 1 を示されて、

「し(4)」と、

6+1=  の 1 を示されて、

「しち(7)」と、

5+1=  の 1 を示されて、

「ろく(6)」とリードされます。

 

間違った読み方を繰り返し見せられることで、

答えの出し方のルールをつかみます。

 

間違った読み方に感じた疑問を、

自力で解決して、探し出したルールです。

 

 

22年06月22日(水)

 

「3けた」-「3けた」   {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:800 \\ - \: 506 \\ \hline \end{array} }} \\  を

計算できる子に、

事前に何も教えないで、

「4けた」-「3けた」  { \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:1000 \\ - \:\:\:394 \\ \hline \end{array} }} \\  に

挑戦させます。

 

間違えても、

正しくできても、

パターン化したやり方を、

印象深く学ばせることができます。

 

 

22年06月23日(木)

 

「2けた」+「2けた」の筆算のたし算の

一の位のたし算の答えの書き方と、

十の位のたし算の答えの書き方に、

わずかな違いがあります。

 

別々に捉えると、

違いが気になります。

 

両方を合わせた全体で一つと捉えれば、

受け入れることができます。

 

 

22年06月24日(金)

 

目に映っていても、

見えていないことがあります。

 

例えば、

導入問題で途中約分が見えていても、

見ていない子は、

途中約分のやり方を分かっていても、

自ら、

途中約分しようとしません。

 

見ていないからです。