2021年05月22日(土)~2021年05月28日(金)のダイジェスト。

21年05月22日(土)

 

13+8= を、

子どもの今の計算力だけを

工夫して計算させれば、

子どもの計算力が、

内面から広がることで育ちます。

 

例えば、

13+8= の一部分

3+8=11 に、

10 を足して、21 と計算します。

 

 

21年05月23日(日)

 

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  26 \\ \:\times  \:\:\: 4 \\ \hline \end{array}  }}\\ のようなかけ算の筆算の計算は、

半ば習慣のように計算できるようになるまで、

とてもギクシャクとします。

 

そういうところです。

 

スラスラと計算している見本を見せることで、

ギクシャクとした計算から

抜け出る手助けをします。

 

 

21年05月24日(月)

 

 {3a^{2}-(7b-5c)a-(3b-2c)(2b-c)}= が、

 {(6b^{2}-7bc+2c^{2})}

「同じように」見えなくても、

やや強引に、

「同じように」見てしまう実況中継をすれば、

「同じように」見えない因数分解が、

「同じように」見えるようになり、

同じように因数分解できるようになります。

 

そしてこの子は、

式の見方に深みを持ちます。

 

 

21年05月25日(火)

 

子どもの心の中を見ることはできませんが、

1- {\Large\frac{2}{3}}= の計算を、

何回もできない子に、

この子の心が、

「できない」と固く決めているように感じます。

 

このような子への教え方は、

愚直に、

繰り返し教えるだけです。

 

例えば、

こちらの計算の実行中継を見せて、

1- {\Large\frac{2}{3}}= の 1 を、 {\Large\frac{3}{3}} の分数にして、

 {\Large\frac{3}{3}} {\Large\frac{2}{3}} {\Large\frac{1}{3}} とリードします。

 

 

21年05月26日(水)

 

計算順を決めようとしていて、

式が複雑なために迷っています。

 

8-\left[5-\{7-\left(2\dfrac{1}{4}+1\dfrac{7}{8}\right) \}+1\dfrac{5}{8}\right]= です。

 

子どもの人差し指を借りて、

こちらがリードして、

無言で、

計算順を出してしまいます。

 

 

21年05月27日(木)

 

計算のスピードを手伝うことで、

計算したから学べることを、

子どもが学ぶ手伝いをできます。

 

その代表が、

答えを出す感覚です。

 

例えば、

7+6= を見たら、

答え 13 を出す「たし算の感覚」や、

36÷4= を見たら、

答え 9 を出す「わり算の感覚」です。

 

子どもが計算して学ぶ以外に、

学ぶことができない学びです。

 

 

21年05月28日(金)

 

間違えた計算をすれば、

計算したことで、

間違えた計算の仕方を学びます。

 

例えば、

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  66 \\ \times  \:\:\: 4 \\ \hline 444\end{array}  }}\\ のようなミスです。

 

繰り上がりのたし算、

24+2=26 を、

44 とするミスです。

 

解き直すことで、

再び計算することになり、

正しい計算をすれば、

計算したことで、

正しい計算の仕方を学ぶことができます。