2021年03月20日(土)~2021年03月26日(金)のダイジェスト。

21年03月20日(土)

 

四則混合の計算は、

計算順を決めてから、

順に計算する習慣を、

子どもに持たせます。

 

複雑そうに見える式の方が、

計算順を決め易いようです。

 

例えば、

20× {\Large\frac{1}{4}}+20× {\Large\frac{1}{5}}+20× {\Large\frac{1}{10}}= より、

複雑そうに見える

 {\Large\frac{2}{7}}× {\normalsize {\{}}6-(5- {\Large\frac{2}{3}}×1 {\Large\frac{1}{8}} {\normalsize {\}}}= の方が、

計算順を決め易いようです。

 

 

21年03月21日(日)

 

2次方程式 :  {2x^{2}-x-1=0} を解く前に、

「どうやる?」と、心の中で自分に聞いて、

解き方を決めます。

 

 {2x^{2}-x-1=0}

 {2x^{2}-x-1} だけを見て、

因数分解できそう・・」と当たりを付けて、

\begin{matrix}1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-1\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:1\end{matrix} を思い付いて、

(x-1)(2x+1)=0 となるから、

x=1、- {\Large\frac{1}{2}} が解とまで、

解く前に、

心の中で考えています。

 

このような解き方の習慣を持った子です。

 

 

21年03月22日(月)

 

小さなパラダイム・シフトを子どもに起こして、

自分次第の主体性を育てます。

 

パラダイム・シフトを

子どもに起こす 4 つの例です。

 

① 子どもの真正面からではなく、

真後ろから計算をリードします。

 

② 言葉で計算を説明しないで、

計算の実況中継を見せるだけの教え方をします。

 

③ 切れた集中のままの子に、

ただ計算だけをリードします。

 

④ ウトウトしたままの子の

鉛筆を持った手を包み持って、

こちらが計算して、答えを書きます。

 

 

21年03月23日(火)

 

\sqrt{2} の正体は分からないままですが、

簡単な計算で、

1.4<\sqrt{2}<1.5 と、

おおよその大きさが分かりますから、

数の仲間と受け入れて、

その計算に、

慣れていくような学ぶ姿勢を育てます。

 

例えば、

\sqrt{18}= を、

\sqrt{9} \sqrt{2}=3\sqrt{2} とする計算です。

 

 

21年03月24日(水)

 

小学算数の計算や、

中学数学の計算を、

解く前に解き方を見通せるようになるまで、

繰り返させれば、

「解き方を見通す力」があって、

とても大事な力であることに気付きます。

 

 

21年03月25日(木)

 

4+1= のようなたし算を、

スラスラと楽に、

4+1=5 と計算できるのは、

答えを出すまでの一連の動きが

習慣になっているからです。

 

4+1= の

4 を見ること、

「し」と黙読すること、

1 を見ること、

「ご」と心で数えること、

4+1=5 と書くこと、

この一連の動きが、

習慣になっています。

 

 

21年03月26日(金)

 

「忘れたら、忘れたまま」で、

計算を手伝うには、

「育てたい」愛情に、

チョットした教えるスキルが必要です。

 

計算だけに絞り込んでリードします。

こちらと子どもの人間関係が、

計算だけでつながります。

 

こちらは計算だけを気にしますから、

子どものあるがまま(忘れたまま)を認めて、

忘れたことを受け入れています。

 

例えば、

(2- {\Large\frac{1}{4}} )× {\Large\frac{8}{21}}

2- {\Large\frac{1}{4}} のひき算の教え方です。