== と、
分数の形に書き換えることができる理由を、
この子の計算の力だけを組み合わせて、
リードします。
= の
最初の「」を、上(分子)、
÷ の右「」を、下(分母)、
× の右「」を、上(分子)のルールで、
= と、
書き換えることができる理由です。
もちろんその理由は、
= を、
= と書き換えるときだけではなくて、
= を、
= と書き換えるときにも、
説明になっているようにします。
さまざまな式を、
分数に書き換えるルールが、
最初を、上(分子)にして、
× の右を、上(分子)にして、
÷ の右を、下(分母)にするルールです。
しかも、
この子が、
ここ以前に既に習っている計算に限ることで、
楽に理解できる説明にします。
それだけではなくて、
== の書き換えを、
自然に導いていると、
受け入れることができるような説明です。
と、
こうなると、
= を、
= の分数の形に書き換えるのですから、
元の式 = 自体を、
分数の形に書き換えてしまうことが、
子どもが素直に、
「なるほど・・」と納得してくれる説明になります。
難しくしません。
分数ではない文字式を、
分数にするのですから、
分母を 1 にします。
こうすれば、
「」は、「」と、
「」は、「」と、
「」は、「」と、
分数に書き換わります。
しかもこれは、
2= を、 と、
5=を、 と分数に書き換えることと、
同じことですから、
小学算数の分数で習っています。
これだけアイデアをそろえれば、
= を、
= と書き換える理由を、
アッサリと説明できます。
この子が、
これ以前に習ったことだけで、
しかも、
「なるほど・・」と感じるような説明です。
まず、
= のそれぞれを、
分数に書き換えます。
すると、
÷×= です。
分数のわり算は、
÷ の右の分数の上下を入れ替えて、
× にします。
すると、
÷ は、
× ですから、
÷×=
××= と、
かけ算だけの計算になります。
分数のかけ算は、
分子同士のかけ算を、答え(積)の分子に、
分母同士のかけ算を、答え(積)の分母にします。
分子同士のかけ算を分子に、
分母同士のかけ算を分母にしますから、
××= は、
= と計算できます。
×1 や、
1× の 1 は、
1 を掛けても、
元のままですから、
×1 や、
1× を省略できます。
すると、
= は、
= に変わり、
元の式 = が、
分数の形に書き変わります。
この説明から、
元の式 = の
最初の「」を、
上(分子)とする理由も分かります。
「」を分数に書き換えると、
「」ですから、
「」が上にあります。
説明の流れを
見通せるように、
式の変化だけを抜き出します。
=
÷×=
××=
=
=
(基本 -663)、分数 -278)