四則混合は、
計算する前に計算順を決めます。
初めての子の人差し指を
こちらが2本の指で、
「ピンセット持ち」で挟むように持ちます。
そして、
子どもの人差し指を、
こちらが動かしながら、
計算順を決めるゲームをリードします。
例えば、
÷(1- )= でしたら、
子どもの人差し指を、
かっこの中の - にリードして、
示させてから、
「こう」と言い、
続いて、
かっこの前の ÷ にリードして、
示させてから、
「こう」と言うだけのリードです。
このリードで、
かっこの中の - が先で、
次に、
かっこの前の ÷ と、
計算順を決めるゲームを、
計算する前にさせます。
こちらのリードで、
計算順を決めるルールを、
この問題 ÷(1- )= に適用しています。
かっこの中を先が、
計算順を決めるルールです。
×4-= でしたら、
子どもの人差し指を、
左の × にリードして、
示させてから、
「こう」と言い、
続いて、
右の - にリードして、
示させてから、
「こう」と言うだけのリードです。
このリードで、
左の × が先で、
次に、
右の - と、
計算順を決めるゲームを、
計算する前にさせます。
計算順を決めるルールを、
この問題 ×4-= に適用しています。
かけ算が、
ひき算よりも先が、
計算順を決めるルールです。
1÷3-= でしたら、
子どもの人差し指を、
左の ÷ にリードして、
示させてから、
「こう」と言い、
続いて、
右の - にリードして、
示させてから、
「こう」と言うだけのリードです。
このリードで、
左の ÷ が先で、
次に、
右の - と、
計算順を決めるゲームを、
計算する前にさせます。
計算順を決めるルールを、
この問題 1÷3-= に適用しています。
わり算が、
ひき算よりも先が、
計算順を決めるルールです。
このように、2~3問、
こちらがリードして、
子どもの人差し指を動かすことで、
どのようなゲームなのかをつかませます。
そしてこのゲームは、
計算する前に、
子どもが決めた計算順を、
こちらに伝える伝え方になります。
ゲームをつかませた後、
子どもの人差し指で計算順を示させれば、
間違えているとき、
すぐに、正すことが可能です。
間違えていても、
「違う」と言いません。
すぐに、
正しい計算順を、
こちらが無言で、
「こう、こう、・・・」と、
示すだけの正し方です。
こうすれば、短期間で、
正しい計算順を決められるように、
育てることができます。
(基本 -802)、(分数 -348)