こちらの2本の指で、子どもの人差し指を、「ピンセット持ち」で挟むように持ち、こちらが動かして、四則混合の計算順を示すゲームを教えます。

四則混合は、

計算する前に計算順を決めます。

 

初めての子の人差し指を

こちらが2本の指で、

「ピンセット持ち」で挟むように持ちます。

 

そして、

子どもの人差し指を、

こちらが動かしながら、

計算順を決めるゲームをリードします。

 

 

例えば、

 {\Large\frac{5}{7}}÷(1 {\Large\frac{1}{7}} {\Large\frac{4}{7}} )= でしたら、

子どもの人差し指を、

かっこの中の - にリードして、

示させてから、

「こう」と言い、

続いて、

かっこの前の ÷ にリードして、

示させてから、

「こう」と言うだけのリードです。

 

このリードで、

かっこの中の - が先で、

次に、

かっこの前の ÷ と、

計算順を決めるゲームを、

計算する前にさせます。

 

こちらのリードで、

計算順を決めるルールを、

この問題  {\Large\frac{5}{7}}÷(1 {\Large\frac{1}{7}} {\Large\frac{4}{7}} )= に適用しています。

 

かっこの中を先が、

計算順を決めるルールです。

 

 

 {\Large\frac{2}{3}}×4- {\Large\frac{2}{3}}= でしたら、

子どもの人差し指を、

左の × にリードして、

示させてから、

「こう」と言い、

続いて、

右の - にリードして、

示させてから、

「こう」と言うだけのリードです。

 

このリードで、

左の × が先で、

次に、

右の - と、

計算順を決めるゲームを、

計算する前にさせます。

 

計算順を決めるルールを、

この問題  {\Large\frac{2}{3}}×4- {\Large\frac{2}{3}}= に適用しています。

 

かけ算が、

ひき算よりも先が、

計算順を決めるルールです。

 

 

 {\Large\frac{1}{3}}÷3- {\Large\frac{5}{18}}= でしたら、

子どもの人差し指を、

左の ÷ にリードして、

示させてから、

「こう」と言い、

続いて、

右の - にリードして、

示させてから、

「こう」と言うだけのリードです。

 

このリードで、

左の ÷ が先で、

次に、

右の - と、

計算順を決めるゲームを、

計算する前にさせます。

 

計算順を決めるルールを、

この問題 1 {\Large\frac{1}{3}}÷3- {\Large\frac{5}{18}}= に適用しています。

 

わり算が、

ひき算よりも先が、

計算順を決めるルールです。

 

 

このように、2~3問、

こちらがリードして、

子どもの人差し指を動かすことで、

どのようなゲームなのかをつかませます。

 

そしてこのゲームは、

計算する前に、

子どもが決めた計算順を、

こちらに伝える伝え方になります。

 

ゲームをつかませた後、

子どもの人差し指で計算順を示させれば、

間違えているとき、

すぐに、正すことが可能です。

 

間違えていても、

「違う」と言いません。

 

すぐに、

正しい計算順を、

こちらが無言で、

「こう、こう、・・・」と、

示すだけの正し方です。

 

こうすれば、短期間で、

正しい計算順を決められるように、

育てることができます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -802)、(分数  {\normalsize {α}} -348)