繰り上がりのないたし算 に、
と繰り上げる間違いをします。
間違えていますから、
「×(バツ)」が付きます。
この子の内面のレベルは、
未熟さが残っているために、
「×(バツ)」を見たために、
指が取れているたし算で、
指を使い始めます。
の最初のたし算は、
一の位の 1+1= です。
このたし算 1+1= で、
この子は、
指を一本伸ばします。
1+1= の左の 1 の足される数に、
指を一本伸ばしたのか、
あるいは、
右の 1 の足す数に、
指を一本伸ばしたのか、
ハッキリとしませんが、
指を使い始めます。
このように、
たし算の取れている指を、
再び、使い始めたら、
退行です。
後戻りしています。
間違えた計算 に付いた
「×(バツ)」を見たことで、
この子の退行スイッチが入ったようです。
もちろんこの子は、
後戻りしていると、
少しも思っていません。
1+1= のたし算を、
頭の中に、
イメージとして映し出しただけで、
答え 2 が勝手に出る力に、
ブレーキが掛かり、
答えを出せなくなっています。
算数の計算で、
先に進んだとき、
それ以前の力にブレーキが掛かることは、
よく起こります。
子どもにブレーキが掛かっても、
子ども自身は、
気が付いていませんから、
こちらも、
まったく気にしないのが重要なコツです。
「えっ、指、どうしたの?」、
「指を使わなくても、
答えを出せたでしょ・・・」のように、
ブレーキが掛かったことを気にして、
慌てないことです。
(基本 -833)、(+- -447)