=4 や、=4 のように、
分数の棒 が、
書いてない答えです。
仮分数 = を、
帯分数 4 に書き換える問題で、
4 を答えにしています。
分数の棒 を書くように、
教えます。
この子の答え 4 は、
普通に書けば、4 です。
分数の棒 がないだけなのですが、
とても変わって見えます。
だから、
ネガティブに見てしまう危険があります。
見慣れない書き方をしていますから、
「棒がない」と、
目に付いてしまいますが、
意識して、
もっと多くのことを見るようにします。
すると、
この子の答え 4 は、
= から、
22÷5=4・・・2 と割って、
わり算の答え 4 を、
分数の整数部分に書いて、
あまり 2 を分子に書いて、
分母 5 は、問題 = と同じですから、
正しくできていることに気付きます。
ただ、
分数の棒 を書いていないだけです。
と、
ここまでハッキリとします。
ですから、
この子に教えることを、
分数の棒 を、
書き加えさせるだけと、
狭く絞ることができます。
こう決めることで、
「正しくできている」とこの子を認めて、
=4 の答えの 2 と 5 の間を示して、
「棒、書いて」とだけリードします。
これで子どもは、
心の中で、「あっ」となり、
自分の答え 4 を、
4 のように書き換えます。
(基本 -837)、(分数 -360)