2022年06月11日(土)~2022年06月17日(金)のダイジェスト。

22年06月11日(土)

 

算数の計算練習の子から、

答えの出し方を聞かれたら、

① 答えの出し方だけを教えることと、

② 自力で計算することへのこだわりを育てることに、

前もって決めておくことで、

「即」、

教えることができます。

 

筆算のひき算   {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:504 \\ - \: 186 \\ \hline \end{array} }} \\  を例にして、

説明します。

 

 

22年06月12日(日)

 

8-1=  の答え 7 を、

1+7=8  を利用して出すことができる子です。

 

8-2=  の答え 6 を、

2+6=8  を利用して出す方法を教えると、

「1 を引くひき算に似ている」とは

ならないようです。

 

まったく違う計算と、

感じるようです。

 

 

22年06月13日(月)

 

「自力で答えを出す」と決めて、

そうすることを自分と約束して、

「自力で答えを出すこと」が

常識になっている子です。

 

でも、

虚数の定義を利用するような

基本的な問題   {\normalsize {(2+\sqrt{-2\:\:})(3+\sqrt{-2\:\:})}}=  で、

戸惑い、

「どうやるの?」と聞くことしか思い付かなくて、

質問した子です。

 

 

22年06月14日(火)

 

12+7=  の 1 を、

自分の左手の親指で、

左から隠した後、

12+7=19  と書きます。

 

こちらが、

この子の計算のスピードを速めるために、

リードするとき、

こちらの左手の親指で、

1 を隠すようにします。

 

 

22年06月15日(水)

 

ゴールを決めたら、

一つ一つ順に、

今現在の位置までさかのぼります。

 

すると、

計画を立てることができます。

 

その後は、

計画に従って、

一つ一つ順に、

積み上げていきます。

 

算数の計算も、

このようになっていることを、

筆算のたし算   {\normalsize { \begin{array}{rr} 27 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  を例に説明します。

 

 

22年06月16日(木)

 

帯分数 2 {\Large\frac{1}{5}} を、

仮分数  {\Large\frac{11}{5}} に、

正しく変えた子に、

「どうやったの?」と聞きます。

 

言葉にする気がありながら、

そうできない子でしたら、

「2 と、5 と、1 で、どうする?」のような

ヒントを出します。

 

でも、

言葉にする気持ちを感じられない子には、

こちらが代行して、

計算を言葉にする見本を見せます。

 

 

22年06月17日(金)

 

{\normalsize{\begin{array}{rr} 78 \\\:\times\:\:\: 7 \\ \hline \end{array}}}\\  の繰り上がりのたし算  49+5=  の

答えを楽に出せないとき、

集中を切らせて、

ボ~ッとすることもできます。

 

50、51、52、53、54 と、

5回数えて答えを出してしまうことを、

選ぶこともできます。

 

これは、

他の可能性を選ぶ力の育ちで、

子どもを見る視点です。