こちらは、
子どもの計算 = を見てすぐ、
「約分不足」に気付きます。
まだ、2 で約分できます。
こちらが、このように、
「約分不足」に気付くことができるのは、
「もう割れなくなるまで割る」ことを、
自主的にチェックする習慣を持っているからです。
だから、
子どもの計算 = を見るとすぐ、
「もう割れなくなるまで割る」自己チェックの
スイッチが自動的に入り、
「もう割れない?」と、
評価してしまいます。
この自主的なチェックから、
「2 で割れる」ことが分かります。
「もう割れなくなるまで割る」を、
自主的にチェックする習慣が、
自動的に、このようなことを、
こちら自身にさせます。
= と計算した子に、
こちらと同じような自己チェックの習慣を
持たせることができたら、
子ども自身、自力で、
「もう割れなくなるまで割る」を、
自主的にチェックして、
「まだ、2 で割れる」ことに気付くはずです。
だから、
子どもの約分不足の = は、
「もう割れなくなるまで割る」
自己チェックの習慣を育てるチャンスです。
難しくしません。
= の = を隠します。
こうして、
だけが見えるようにしてから、
「まだできる?」と聞きます。
こうすることで、
「もう、割れなくなるまで、割る」と、
自主的にチェックする習慣自体を、
疑似体験させます。
「もう、割れなくなるまで、割る」と、
自主的にチェックする習慣を
この子が持っていれば、
こちらが、
「まだできる?」と聞く前に、
子ども自身、
「まだできる?」と、自分自身に聞いています。
習慣だから、
自動的なのです。
つまり、
だけが見えるようにした後、
こちらが、
この子の習慣の役を演じて、
「まだできる?」と聞きます。
すると、
「まだできる?」と聞かれた子は、
自分自身に聞く習慣を疑似体験して、
「まだ約分できるだろうか?」で、
を見ます。
自主的にチェックする習慣を育てています。
(基本 -874)、(分数 -377)