筆算のたし算 100問の途中で、
何回も、集中が切れて、
ボ~ッとする子です。
このような子を見るとき、
答えを出しているのかどうかだけを
見るような眼鏡を掛けるようにします。
ボ~ッとしていることが見えない眼鏡です。
このような特殊な眼鏡で、
今のこの子を見れば、
答えを出していないことが見えます。
さて、この子は、
自力で答えを出すことで、
答えを出す体験をすることで学べることを、
学ぼうとしています。
答えを出していない今、
答えを出す体験で学ぶことを、
学べない状態になっています。
ですから、
この特殊な眼鏡を掛けたまま
この子が、
答えを出す体験を、
再び始めるようにリードします。
こちらの答えの出し方を、
実況中継型リードで見せて、
子どもを計算に参加させてしまいます。
の 7 と 4 を示して、
「7+4=11」と足して、
「ここ、1」と教えて、
と書かせて、
「指、1」で、
指を 1本伸ばさせます。
続いて、
の 3 と 2 を示して、
「3+2=5」と足して、
子どもの指 1 を触って、
「1 増えて、6」とリードして、
と書かせます。
次の も、
同じような実況中継型リードを見せて、
と書かせます。
答えを出しているのかどうかだけが見える
不思議な眼鏡を掛けて、
答えの出し方を教えると、
このような教え方になります。
(基本 -938)、(+- -504)