5-2=5-2=3 と計算できます。
それなのに、
5-2=5-2= の後、
そのまま引けるのに、
そのまま引かないで、
4-2=2=3 と、
しなくてもいい遠回りの計算をする子です。
答え 3 は、
合っていますが、
遠回りの計算です。
こうなってしまうのは、
「引ける?」を、
この子は、
自分自身に聞いていないからです。
もっとも、
「引ける?」と聞くことを、
ひき算の計算を教えるときに、
取り立てて教えないのが普通です。
だからなのでしょうか、
「引ける?」と
自分自身に聞かないために、
遠回りの計算と知らないままに
遠回りの計算をしています。
「引ける?」と、
自分自身に聞いていないと分かった今、
遠回りの計算をした問題を利用して、
教えます。
この子の計算
5-2=5-2=
4-2=2=3 のままを利用して、
「引ける」を意識することを教えます。
この子の計算の一部分の
5-2= の 2つの分子 6 と 4 を
順に示しながら、
「引ける」と教えてから、
「6-4=2」と引いて、
続く、この子の計算の一部分の
4-2=2=3 の中の
4-2=2= を示して、
「要らない」、
「消して」で消させてしまいます。
これで、
この子の計算から、
遠回りの計算部分が消えます。
そして、
5-2=5-2=3 と、
「引ける」ことを意識して、
引くことを体験させています。
(基本 -977)、(分数 -416)