因数分解で聞かれたら、
次の 1歩だけを
こちらが無言で書くだけの教え方をします。
無言で書けば、
子どもは、見ることに集中できます。
そして、
こちらが書く内容を見ながら、
アレコレと自動的に考えます。
その結果、
「そうか!」と納得できる答えを、
子どもは自力で出します。
例えば、
= で、聞かれます。
子どもの鉛筆を借りて、
子どもの目の前で、
「続きを、書くよ・・・」のような説明を、
一切しないで、
無言のまま、
= と書いて、
子どもに鉛筆を返します。
子どもから聞かれたとき、
その子の顔を見ません。
こちらが書くことに、
子どもが集中する邪魔になるからです。
=
= と書いても、
さらに聞くようでしたら、
{}{ }= と、
次の 1歩を書き足します。
子どもの顔を見ないで、
鉛筆を借りて、
目の前で書くような作法は同じです。
もちろん、
一切、説明しません。
答えを出すことだけを見せます。
この子は、
ここまで書いたら、
「分かった」となり、
続きを、自力で書きます。
同じような問題 = も、
聞きます。
形が似ていることを、
見抜けないようです。
次の 1歩を、
= と書きます。
やはり、
子どもの顔を見ないで、
鉛筆を借りて、
目の前で書きます。
もちろん、
一切、説明しません。
次の 1歩を、
こちらが書くことで、教えます。
子どもから聞かれて、
数秒後に書き終わります。
(基本 -1016)、(分数 -430)