5+1= の答えを、
こちらが自力で出す様子を
実況中継型リードで見せます。
5 を、無言で示して、
「ご」と声に出して読みます。
子どもに聞かせるのではありません。
教えるのでもありません。
丁寧な口調は、
要らないのです。
自力で答えを出す様子を見せています。
「ご」は、
こちら自身に聞かせています。
ですから、
「ぶっきらぼうな口調」が、
最適です。
やや強調した言い方にすれば、
「投げ捨てるような口調」です。
続けて、
無言で、+1 の 1 を示して、
「ろく」と、
「ご」からの数唱を、
1回だけ唱えます。
やはり、
こちら自身に聞かせています。
「投げ捨てるような」、
「ぶっきらぼうな」口調に、
自然になります。
独り言が、
口から出てしまった感じです。
5+1= の答えの出し方を、
こちらから、
子どもに教えているのでしたら、
「投げ捨てるような」、
「ぶっきらぼうな」口調をできません。
そうではなくて、
こちら自身が、
自力で答えを出している様子を
実況中継型リードで見せているだけです。
こちら自身に話しています。
教えようとすれば、
どうしても、
子どもをコントロールしようとしてしまいます。
子ども自身は、
コントロールされることを嫌います。
だから、
こちら自身が自力で答えを出す様子を、
ただ見せるだけの
このような教え方が、
子どもは大好きです。
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