わり算と、分数の関係を表す式を見て、同じような関係式を、計算させるとき、「できる」と先に決めている子は、まねすることができます。

 {\Large\frac{18}{6}}=3  を、

計算見本にして、

まねして、 {\Large\frac{12}{4}}=  を計算します。

 

「できる」と、

先に決める習慣があれば、

「自力で計算できる」と決めて、

計算見本   {\Large\frac{18}{6}}=3  を見ます。

 

 

この計算問題は、

わり算と、分数の関係ですから、

計算見本   {\Large\frac{18}{6}}=3  から、

使われている計算が、わり算であることと、

計算自体が、18÷6=3  であることに、

ほぼ同時に気付きます。

 

説明することが難しいのですが、

「自力で計算できる」と決めて、

計算見本   {\Large\frac{18}{6}}=3  を見る姿勢から、

このような気付きを得ることができます。

 

先に、

「できる」と決めていなければ、

何かに気付くこともなく、

「分からない」となるだけです。

 

計算見本   {\Large\frac{18}{6}}=3  を見ても、

18÷6=3  の計算と、

わり算で計算していることに

気付くことはありません。

 

気付くかどうかよりも、

「できる」と決めていませんから、

「計算しようとしない」のです。

 

このように、

先に、「できる」と決める姿勢は、

発想を刺激する決定的に重要な要因です。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1030)、(分数  {\normalsize {α}} -431)