の計算から逃げて、
いたずら書きに夢中です。
この子の内面のリーダーが、
この子自身をリードして、
「いたずら書き」をさせているからです。
さて、
このような子に、
「いたずら書きをやめなさい」と、
この子に指示して、
いたずら書きをやめさせます。
この子が、
いたずら書きをやめたとすれば、
それは、
こちらが、この子に、
やめるように指示したからではありません。
この子の内面のリーダーが、
こちらが、この子に指示したことを、
ソックリそのまま「まね」したからです。
この子の内面のリーダーが、
自分自身に対して、
「やめろ」と指示した結果、
この子は、いたずら書きをやめます。
こちらが、やめさせたのではないのです。
こちらのネガティブは制止の指示を、
子どもの内面のリーダーが、
そっくりそのまま「まね」して、
自分自身に対して、
ネガティブは制止を命じたからです。
「まねして欲しくないことばかりを、
まねするのだから・・・」と、
ぼやく親がいますが、
「すべてをまねしている」だけです。
何を、まねさせたいのかを、
選ぶべきなのです。
お勧めの選択があります。
いたずら書きを放置して、
計算に戻ることです。
だから、
いたずら書きに夢中な子に、
まったくの突然、
この子のいたずら書きに割込み、
でも、
いたずら書き自体には無関心で、
答えの出し方だけをリードする教え方です。
この子に、
こうすることを「まね」して欲しいからです。
ですから、
の 2 と 5 を示しながら、
「2-5、引けない」と言って、
「12-5、7」と引いて、
5 の真下を無言で示す教え方をします。
「いたずら書きを、やめなさい」と、
言いません。
いたずら書きに夢中であること自体を、
まったく気にしていません。
を計算して、
答え を、
書き終えることだけを気にしています。
こちらのすべてをまねしますから、
子どもの内面のリーダーが、
「やめろ」と命じることなく、
いたずら書きを気にすることなく、
計算して、
答えを書き終えることだけを命じることを、
まねして欲しいからです。
(基本 -1033)、(+- -548)