8-(7-4)= を計算する前に、
計算順を決める決め方を教えます。
言葉で説明して
理解させることが難しい内容です。
言葉で説明
できないことはないでしょうけれど、
どうしても長い説明になります。
聞いている子どもは、
「計算する前に、
計算順を決める決め方」を、
理解することに、
大きな負担を強いられます。
計算する前に、
子どもが自力で、
計算順を決めることができるように
なればいいのです。
「計算順の決め方」を、
言葉で理解できていなくても、
計算順を決めることができればいいのです。
こうなると、
それほど難しいことではなくなります。
次のような教え方をすれば、
子どもは、
ゲームを習得するような感覚で、
楽に、短時間で、
計算順を決めることができるようになります。
こちらが、
子どもの人差し指を持ち、
8-(7-4)= の
かっこの中の - を示して、
「こう」、
かっこの前の - を示して、
「こう」とだけ言います。
これだけの教え方です。
さて、
子どもが自力で、
計算する前に、計算順を決めます。
ですから、
子どもの内面のリーダーが、
子ども自身をリードして、
計算順を決めます。
こうなれば、
この子は、自力で、
計算する前に、
計算順を決めることができます。
もちらんこちらは、
自力で、
計算順を決めることができます。
つまり、
こちらの内面のリーダーが、
こちら自身をリードして、
計算順を決めるからです。
ですから、
ここを教えます。
そして、
こちらの内面のリーダーが、
こちら自身をリードして、
計算順を決める様子を見せれば、
ここを教えたことになります。
こちらが、
子どもの人差し指を持ち、
動かせば、
こちらの内面のリーダーが、
こちら自身をリードしている様子そのものを
子どもに見せることができます。
子どもは、
自分の指を動かしているのは、
自分ではなくて、
こちらだと分かるからです。
そして、
「なるほど、
このようにリードするのか」のような
言葉にならない理解の仕方をして、
計算順を決める目的の
子ども自身のリードの仕方を盗みます。
(基本 -1076)、(分数 -447)