問題 ÷(1- )= を見たら、
「即」のような速さで、
かっこの中の - が先で、
かっこの前の ÷ が後と、
計算順を決めることができます。
四則混合の式を見たら、
「即」の速さですから、
計算順を決めるルールを
思い出したりしていません。
問題 ÷(1- )= の
数字を無視して、
つまり、
目に映っているだけで、
意識して見ることをしないで、
÷( - )= のように、
計算の記号の ÷ と、- を
式と同じ配置で見て、
かっこ ( ) も見ます。
そして、
「即」の速さで、
かっこの中の - が先で、
かっこの前の ÷ が後と、
決めることができるのは、
習慣が働くからです。
四則混合の式の
計算順を決める習慣です。
これが、
四則混合の計算をマスターできた後、
どのように計算順を決めているのかの
正確な描写です。
そして、
計算順を決めた後は、
一つ一つの計算を
計算する前に頭の中にイメージします。
最初の計算の
かっこの中のひき算 1- でしたら、
同分母のひき算を計算する習慣で、
2つの分子 1 と 2 を、
順に見て、
引けないことと、
左の帯分数の整数部分の 1 を、
に変えることと、
その結果、
1 が、 に変わることと、
すると、
2つの分子が、
8 と 4 に変わることと、
これで、
引くことができることを、
「瞬時」のような速さで、
頭の中にイメージします。
このように、
計算する前に、
計算自体をイメージできることも、
四則混合の計算をマスターできた後、
計算の行い方の正確な描写です。
そして、
ここに、
子どもを連れて行きたいのです。
ですから、
言葉少なに教えることで、
やがて、子どもは
無意識の習慣にリードされて、
「即」の速さや、
「瞬時」のような速さで、
計算するように育てます。
アレコレと
言葉数を多く教えてしまいますと
「即」の速さや、
「瞬時」のような速さで
計算をリードする習慣が育つことを、
多くの言葉に邪魔されます。
(基本 -1080)、(分数 -449)