四則混合の計算は、2つのパターンを利用して答えを出します。

四則混合の計算問題の答えの出し方を

パターン化して教えます。

 

① 計算する前に、計算順を決めます。

② 計算順に従って、

一つ一つの計算を、

分数のそれぞれの計算パターンを利用して

計算します。

 

これだけのことです。

 

このようにパターン化することで、

パターンそのものはハッキリとさせています。

 

 

例えば、

 {\Large\frac{2}{3}}×4- {\Large\frac{2}{3}}=  です。

 

2つのパターンの流れで

次のように答えを出します。

 

「①」で、

計算する前に、計算順を決めます。

 

 {\Large\frac{2}{3}}×4- {\Large\frac{2}{3}}=  の

× が先で、

その次の、- です。

 

 

「②」で、

分数のそれぞれの計算パターンを利用して、

答えを出していきます。

 

1番目の計算   {\Large\frac{2}{3}}×4  は、

まず、

整数 4 を、

分数に書き換えるパターンを利用して、

4= {\Large\frac{4}{1}}  とします。

 

すると、

 {\Large\frac{2}{3}}×4=

 {\Large\frac{2}{3}}× {\Large\frac{4}{1}}=  です。

 

分数のかけ算を計算するパターンを利用して、

分子同士と、

分母同士をそれぞれ別々に掛けます。

 

計算すると、

 {\Large\frac{2}{3}}× {\Large\frac{4}{1}}

 {\Large\frac{8}{3}}  です。

 

それから、

仮分数を帯分数に書き換える

計算パターンを利用すれば、

 {\Large\frac{8}{3}} は、

8÷3=2・・・2  から、

 {\Large\frac{2}{3}} です。

 

これで、

1番目の計算   {\Large\frac{2}{3}}×4  は、

答え 2 {\Large\frac{2}{3}} に書き換わります。

 

 

2番目の計算は、

元の問題の式が、 {\Large\frac{2}{3}}×4- {\Large\frac{2}{3}}=  ですから、

この 2 {\Large\frac{2}{3}} から、

 {\Large\frac{2}{3}} を引くひき算です。

 

ひき算を計算するパターンを利用すれば、

 {\Large\frac{2}{3}} {\Large\frac{2}{3}}

2  です。

 

この 2 が、

元の問題の式 :  {\Large\frac{2}{3}}×4- {\Large\frac{2}{3}}=  の

答え 2 です。

 

 

このようにして計算して、

四則混合の計算問題の答えを出します。

 

① 計算する前に、計算順を決めます。

② 計算順に従って、

一つ一つの計算を、

分数のそれぞれの計算パターンを利用して

計算します。

 

同じことの繰り返しですが、

この 2つのパターンで答えを出します。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1186)、(分数  {\normalsize {α}} -479)