18+5= や、32÷2= は、これを習ったときだけではなくて、この後で、さまざまな計算の一部分として出てきます。いつも同じような教え方をします。

たし算  18+5=  や、

わり算  32÷2=  は、

さまざまな計算の中で、

繰り返し出てきます。

 

どのような形で出てきても、

同じように計算できることを、

繰り返し教えます。

 

このような教え方で統一すれば、

楽にスラスラと計算できる子に育ちます。

 

 

18+5=  は、

1 を無視して、

8+5=13  と計算して、

13 の 1 に、

無視した 1 を足して、

23 にする計算です。

 

書くと長くなりますが、

計算に慣れてスラスラとできるようになれば、

18+5=  の答え 23 を、

1秒もしないで、出すことができます。

 

 

このように、

18+5=  の答え 23 を、

1秒もしないで、出せる子が、

繰り上がりのあるかけ算  {\normalsize{\begin{array}{rr} 26 \\\:\times\:\:\: 9 \\ \hline \end{array}}}\\  に

慣れた後でしたら、

9×6=54  と掛けて、

{\normalsize{\begin{array}{rr} 26 \\\:\times\:\:\: 9 \\ \hline \:\:\:4\end{array}}}\\  と書いて、

5 を繰り上がり数で覚えて、

9×2=18  と掛けてから、

繰り上がり数 5 を、

18+5=23  と足して、

{\normalsize{\begin{array}{rr} 26 \\ \times  \:\:\: 9 \\\hline 234 \end{array}}}\\  と書く計算をスラスラとできます。

 

繰り上がりのたし算  18+5=  は、

頭の中で計算しますから、

紙に書いてありませんが、

1 を無視して、

8+5=13  と計算して、

13 の 1 に、

無視した 1 を足して、

23 にする計算です。

 

1秒も掛かりません。

 

 

分数のたし算   {\Large\frac{18}{29}} {\Large\frac{5}{29}}=  の計算の仕方は、

分子同士を足して、

18+5=  です。

 

この  18+5=  は、

1 を無視して、

8+5=13  と計算して、

13 の 1 に、

無視した 1 を足して、

23 にする計算です。

 

1秒も掛からないで、

 {\Large\frac{18}{29}} {\Large\frac{5}{29}} {\Large\frac{23}{29}}  と、

書くことができます。

 

 

32÷2=  の計算の仕方は、

3÷2=1・・・1  の答え 1 が、

32÷2=  の答えの十の位の 1 で、

あまり 1 と、

32 の 2 を組にして、12 にして、

12÷2=6  が、

32÷2=  の答えの一の位の 6 です。

 

このような計算の仕方に慣れれば、

これだけの操作を、

頭の中で行うことができて、

3÷2=1・・・1  から、

32÷2=1  と書いて、

12÷2=6  から、

32÷2=16  と書くことができます。

 

 

このように、

32÷2=  を

楽にスラスラとできるようになった子が、

約分   {\Large\frac{10}{32}}=  は、

2 で割ります。

 

まず、

分子は、10÷2=5  です。

分母は、32÷2=  です。

 

これで、

 {\Large\frac{10}{32}} {\Large\frac{5}{\:\:\:\:\:\:\:\:}}  と書くことができます。

 

次に、

 {\Large\frac{10}{32}}=  の分母 32 を見て、

分母の位置のまま、

3÷2=1・・・1  から、

 {\Large\frac{10}{32}} {\Large\frac{5}{1\:\:\:\:}}  と書いて、

12÷2=6  から、

 {\Large\frac{10}{32}} {\Large\frac{5}{16}}  と書くことができます。

 

 

一次方程式  2x=32  の解き方は、

= の右の 32 を、

2x の 2 で割ります。

 

この計算  32÷2=  を、

2x=32  の = の右の 32 のまま計算します。

 

3÷2=1・・・1  から、

x=1   と書いて、

12÷2=6  から、

x=16  と書くことができます。

 

 

どのような形で出てきても、

同じように計算できます。

 

さまざまな形で出てくる同じ計算を

同じ答えの出し方を繰り返して教えれば、

同じように計算できるようになります。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1233)、(+-  {\normalsize {α}} -669)

(×÷  {\normalsize {α}} -219)、(分数  {\normalsize {α}} -495)