小数の計算を、筆算のたし算に書くとき、小数点の位置をそろえます。筆算のかけ算に書くとき、右端をそろえます。答えの小数点の位置は、かけ算のとき、シンプルなルールで決めます。

4.594+13.27=  を

筆算に書くときのルールは、

小数点の位置をそろえることです。

 

筆算に書き換えると、

小数点の位置をそろえて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:4.594\,\\ +13.27\,\:\:\:\\ \hline \end{array} }} \\  です。

 

計算するときは、

小数点を気にしないで、

筆算のたし算を計算するだけです。

 

計算すると、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\: 4.594\\ +\,\,13.27\:\:\:\,\\ \hline\:\:17.864\end{array} }} \\  です。

 

 

0.38×0.54=  を

筆算に書くときのルールは、

右端の数字をそろえることです。

 

筆算に書き換えると、

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  0.38 \\ \:\:\:\:\:\:\:\times  \: 0.54 \\ \hline \end{array}  }}\\  です。

 

小数点を無視して計算してから、

答えに、小数点を付けます。

 

 

小数点の位置の決め方は、

シンプルなルールです。

 

0.38 の小数点を、

右に 2つ動かすと、

038. になります。

 

0.54 の小数点を、

右に 2つ動かすと、

054. になります。

 

0.38 が右に 2つ、

0.54 が右に 2つ、

小数点を動かせば、

それぞれ小数点は右端に移ります。

 

0.38×0.54=  の

小数点を無視した  38×54=  の答え

2052 の右端の小数点を、

左に 4つ動かせば、

0.2052 です。

 

小数点の位置は、

このようなシンプルなルールで決めます。

 

 

小数点を無視して計算して、

答えに小数点を付けると、

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  0.38 \\ \:\:\:\:\:\times  \: 0.54 \\ \hline   152 \\   190\:\:\:\\\hline 0.2052\end{array}  }}\\  です。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1267)、(分数  {\normalsize {α}} -505)

 

関連:2023年04月30日の私のブログ記事

「小数の筆算のかけ算は、

2段階に計算します。

① 小数点を無視して計算します。

② 答えに、小数点を付けます」。