を、子どもが解く前に、
「何を、消す?」と、
「どうする?」を、
聞きます。
聞かれた子は、
の
1番目の式と、
2番目の式を見比べます。
未知数は、
x と y の 2つです。
どちらかを消します。
頭の中で、
アレコレと考えます。
x を消すために、
1番目の式の 3x-2y=6 の一部分の
3x を見て、
2番目の式の x+2y=2 の一部分の
x を見て、
2番目の式の x を、
3x にして、そして、
1番目の式から、2番目の式を引けば、
x が消えることに気付きます。
y を消すために、
1番目の式の 3x-2y=6 の一部分の
-2y を見て、
2番目の式の x+2y=2 の一部分の
+2y を見て、
1番目の式と 2番目の式を足せば、
y が消えることに気付きます。
暗算ではありません。
連立方程式を解こうとしていません。
をどのように解くのかと、
作戦を立てています。
こちらが聞いた
「何を、消す?」と、
「どうする?」に答えることは、
の解き方の作戦を立てることです。
頭の中で、
1番目の式の 3x-2y=6 と、
2番目の式の x+2y=2 の
x や、y を、
それぞれ見比べて、
どちらを消すのかをアレコレ考えることで、
1番目の式と、2番目の式を、
そのまま足すことで、
y が消えて、
x だけになることを見つけています。
そして、
を解く作戦を、
1番目の式と、2番目の式を、足すことで、
y を消して、
x だけの式を作る・・・のように立てます。
(基本 -1273)、(分数 -506)
関連:2023年05月05日の私のブログ記事
「連立方程式を解く前の子に、
「何を、消す?」、「どうする?」と、聞き続けます。
するとこれだけで、係数の行列が、
浮き出て見えるような変化が、子どもに起こります」。