は、
1番目の式から、2番目の式を引けば、
2x=4 ですから、
y が消えて、
x だけの式になります。
は、
1番目の式と、2番目の式を足せば、
4x=8 ですから、
y が消えて、
x だけの式になります。
連立方程式が初めての子に、
まず、このような解き方を、
実況中継型リードの参加型で体験させます。
このような解き方に慣れたら、
を解く前に、
「何を、消す?」、
「どうする?」と聞きます。
そして、
「 y を消す」、
「上、引く、下」と、
答えさせます。
このように決めてから、
解かせます。
連立方程式を解く前の子に、
「何を、消す?」、
「どうする?」と聞き続けると、
子どもの式の見方が
突然、大きく変わります。
体験知が積み重なることで自然に起こる
閾値型の飛躍です。
の x と y に付いている数
つまり、係数だけ を見て、
「何を、消す?」、
「どうする?」を決めるようになります。
こうなったら、
「何を、消す?」、
「どうする?」と聞かなくても、
の係数の並びの
を見て、
上から下を引いて、
x を消して、
y だけの式にすることに、
自力で決めてから、
解くようになります。
(基本 -1385)、(分数 -550)
関連:2023年08月12日の私のブログ記事
「連立方程式を解く前に、「何を、消す?」と、
「どうする?」を聞くことで、聞かれた子は、
解き方の作戦を立てるようになります」。