に、子どもから、
「分からない」と聞かれたら、
「どこ?」と聞き返します。
「分からない」と聞く子ですから、
「どこ?」と聞き返されたことを
理解できないはず。
「どこ?」の質問が、
何を聞いているのかが分からなくて、
「えっ、何?」のような
感じになってしまうはずです。
すぐ教えます。
の 3 と 8 を示して、
「3-8=、引けない」、
「13-8=5」と言って、
8 の真下を示して、
「ここ、ご(5)」と言います。
教えられた子が、
と書いたら、
教え終わります。
こちらが教え終わっても、
子どもがグズグズしているようなら、
「教えた」、
「続きは自分で・・・」と突き放します。
「続きは・・・」と促されても、
ピンとこなくて、また、
の続きを、
「分からない」と聞かれたら、
「どこ?」と聞き返します。
こうなっても、
「どこ?」と質問されることで、
「えっ、何?」のようになるようでしたら、
十の位のひき算も、
同じように教えます。
の 0 を示して、
「1 減って、9」と言って、
5 を示して、
「9-5=4」と言って、
5 の真下を示して、
「ここ、し(4)」と言います。
教えられた子が、
と書いたら、
やはり、教え終わります。
この続きは、
同じようなことの繰り返しです。
子どもがグズグズしているようなら、
「教えた」、
「続きは自分で・・・」と突き放します。
あるいは、
子どもが自力で、
と計算することもあります。
このような指導から、
自分が、どこを計算しているのかに
何となく気付く子です。
(基本 -1445)、(+- -794)
関連:2023年10月11日の私のブログ記事
「計算問題の式を見たら、子どもは、
「答えを出しなさい」と理解します。
答えの出し方が分からなければ、
「分からない」と聞きます。
どの問題のどこなのかハッキリとしなければ、
こちらは、「どれ?」や、「どこ?」と
聞き返して確かめます」。