たし算 8+4= で、
たし算に対する子どもの集中が切れて、
ボ~ッとしています。
子どもを見る目が、「否定」であれば、
ボ~ッとしていることを、
自然に記憶してしまいます。
「まただ・・・」のようなマイナスの気持ち付きです。
そうではなくて、
子どもを見る目が、「肯定」であれば、
ボ~ッとしていること自体を気にしないで、
「できるはず」のようなプラスの気持ちで、
答えの出し方だけをリードします。
8+4= の 8 を示して、
「はち」と言って、
4 を示して、
「く、じゅう、じゅういち、じゅうに」と言って、
= の右の余白を示して、
「じゅうに(12)」と言います。
このようなリードに付いてくることや、
すぐに、8+4=12 と書くことを、
自然に記憶に残します。
実際に、
8+4= のようなたし算で、
集中が切れて、ボ~ッとしている子を見たら、
自分の子どもを見る目を自覚できます。
「否定」でしょうか?
「肯定」でしょうか?
これは、集中が切れた子を
見る体験から得られる体験知です。
さて、
「否定」で子どもを見ていると分かって、
「肯定」に入れ替えたいのでしたら、
8+4= の 8 を示して、
「はち」と言って、
4 を示して、
「く、じゅう、じゅういち、じゅうに」と言って、
= の右の余白を示して、
「じゅうに(12)」と言うような指導を行います。
そして、
子どものプラス面を、
「付いてきている」や、
「答えをすぐ書いてくれた」のように、
自分の内面で、言葉にして、
記憶するようにします。
このようなことを繰り返すことで、
子どもを見る目が、
「否定」から、「肯定」に入れ替わることを
体験できます。
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関連:2023年10月16日の私のブログ記事
「集中が切れて、ボ~ッとしている子は、
ネガティブなことですから、
自動的に記憶されます。
こちらの10秒前後の指導を受け入れて、
サッと速いスピードで、8+4=12 と書いても、
ポジティブですから、自動的に記憶されません。
わざとらしく大げさに「凄い!」とすれば
記憶できます」。