こちらの視線を
子どもが気にしないようになる位置があります。
真後ろから教えれば、
こちらの視線を
子どもは、まったく気にしません。
こちらの視線が見えないからです。
8+5= のたし算や、
11-3= のひき算は、
真後ろから教えることが最適です。
計算の初歩ですから、
子どもの内面の育ちも初歩です。
こちらが、子どもの真後ろに位置することで、
子どもの視界から、
こちらの視線を消してしまいます。
子どもの側面を正面にすれば、
こちらと子どもは、直角です。
この相対位置でしたら、
子どもの視界に、
こちらの視線が入っています。
ですから、
こちらは、まったく子どもを見ないようにします。
チラッと見るようなこともしません。
こちらの周辺視野で
子どもを見るようなこともしません。
そして、
計算問題だけに焦点を絞った視線にします。
こうすれば、
子どもがこちらを見ても、
計算問題に焦点を絞った
こちらの視線が見えるだけですから、
こちらを見たのに見返されませんから、
子どもも計算問題に焦点を絞る視線になります。
の筆算のたし算や、
の筆算のひき算や、
の筆算のかけ算は、
直角の位置から教えることが最適です。
子どもの右隣で、同じ向きを向けば、
こちらと子どもは、横並びです。
この相対位置で、
子どもが首を右にひねれば、
こちらを正面に見ます。
こちらを見た子は、
こちらの視線が
子どもにまったく向かないで、
計算問題だけを見ていることに気付きます。
自然に子どもは、
計算問題を見る視線になります。
2÷1×+×3= の四則混合の
計算順を教えるときは、
横並びの位置からが最適です。
(基本 -1462)、(+- -806)、
(×÷ -253)、(分数 -578)
関連:2023年10月25日の私のブログ記事
「こちらから学ぶ子どもは、
どうしてもこちらに依存します。工夫することで、
こちらへの依存を限りなく小さくできます。
こうすれば、自力で答えを出す主体性で、
答えの出し方を学ばせることが可能です」。