連立方程式を解く前の子に、「何を、消す?」と、「どうする?」を聞くこちらは、係数の並び(行列)を見ています。

連立方程式  {\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}3x-2y=6\\x+2y=2\end{array}\right.\end{eqnarray}}    を解く前に、

「何を、消す?」と、

「どうする?」の 2つの質問を、

子どもに聞くこちらは、

係数の並び  \begin{matrix}3\:\:\:\:\:\:\,-2\\1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:2\end{matrix}  を見ているレベルの

数学力があれば、

望ましいでしょう。

 

こちらの数学力が、このレベルであれば、

こちらは自然に、頭の中で、

\begin{matrix}3\:\:\:\:\:\:\,-2\\1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:2\end{matrix}  を見て、

「何を、消す?」と、

「どうする?」の 2つを聞いています。

 

 

同じように、

{\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}4x-3y=5\\2x+3y=7\end{array}\right.\end{eqnarray}}   で、

「何を、消す?」と、

「どうする?」の 2つを、子どもに聞くこちらは、

\begin{matrix}4\:\:\:\:\:\:\,-3\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:3\end{matrix}  を見ています。

 

こちらは、

元の連立方程式  {\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}4x-3y=5\\2x+3y=7\end{array}\right.\end{eqnarray}}   を見て、

そして、自然に、頭の中に、

係数の並び  \begin{matrix}4\:\:\:\:\:\:\,-3\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:3\end{matrix}  を見ています。

 

 

こちらが、

連立方程式を見て、

自然に、頭の中に、

係数の並びを見て、

子どもに、

「何を、消す?」と、

「どうする?」の 2つを聞くことで、

子どももやがて、

係数の並びを見るようになります。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1502)、(分数  {\normalsize {α}} -592)

 

関連:2023年12月07日の私のブログ記事

連立方程式を解く前に、「何を、消す?」と、

「どうする?」と聞けば、子どもは、

解き方の作戦を立てるようになると知ったら、

実際の子に、試します。知っただけであれば、

学習知です。試してみることで、

体験知を得ることができます」。