を初めて習う子に、
赤色のペンを持って、
子どもの真後ろから
赤ペンを持った手を突き出して、
7 と 5 を示して、
早口で、テキパキとした口調で
「しち足すご、じゅうに(7+5=12)」と言います。
実際に、
子どもの真後ろから、
このような実況中継型リードを行いますと、
こちらは、目の焦点を、
問題 に置いています。
そして、
問題 と、
こちらの目の間に、
子どもの後頭部や、
鉛筆を持った手が見えています。
だからこそ、
子どものことが、
とても良く見えることになります。
すべて、
実際に教える体験で得られる体験知です。
そして、
子どもの後ろから教えるからこそ
得られる体験知です。
その一つは、
答えを出そうとしていることです。
こちらが、
の 7 と 5 を示すと即、
「こちらから習おうとする依存」から、
「自分で答えを出そうとする主体性」に
スッと切り替わってしまうのです。
(基本 -1508)、(+- -833)
関連:2023年12月13日の私のブログ記事
「読んで、理解して知ったことは学習知です。
子どもの真後ろから、赤色のペンを持って、
実際に筆算のたし算 27+15= を
指導して知ったことが、体験知です」。